足の5本指を使って大地を踏みしめて歩く
足の5本指を使って歩いている人がどれくらいいるだろうか。
そんなことを意識して歩いている人はいないだろう。
私もそうだった。
一昔前、ワンピースにスニーカーという出立ちにはちょっと違和感があった。
固定観念をなくせばなんでもアリだ。
主観的健康法であり、まさに自立型健康への道だ。
だが、やむ負えずパンプス生活をしている人もいるだろう。
そういう人にはインソールの利用をお勧めする。
なんと言っても健康は足元からで、正しい歩行が健康体を形成すると思う。
正しい歩き方とは
正しい歩き方については、デューク更家さんの「仙骨ウォーキング」が一番だと思っている。
健康寿命=ウォーキング寿命
100歳まで自分の足で歩ききる
私的には〝死ぬまで自分の足で歩ききる〟だな。
仙骨ウォーキングが一番だと思う理由は、読んで字のごとく仙骨の調整に着目しているからだ。
整体で骨盤がかなり後傾していると言われてから仙骨について調べた。
例のごとくお金をかけたくない私は、自分でなんとかしてやるという思いが強い。
自分の骨盤が後傾になった理由には心当たりがあり、自分のせいで歪めてしまったと大いに反省。
幸いというか、不思議なことに私には腰痛がない。
その分全部背中から首肩にきていると整体師さんは言っていたが、、、
仙骨を正しい位置に戻すにはと調べたところデューク更家さんのウォーキングメソッドに辿り着いた。
仙骨の位置を調整するだけでなく、しなやかな筋肉作りにも繋がる歩き方なのだ。
本を購入し実践しているが、気持ちがいいので体が喜んでいるように感じる。
最近ある治療院で診てもらったところ、右の仙骨が少し前に歪んでいるが、体の重心は正しく取れており問題ないと言われた。
重力によるハンモックフィットネスも始めて半年になるし、仙骨ウォーキングも毎日実践しているので少しずつではあるが改善されているのだと信じたい。
ウォーキングの効果は、デューク更家さん自身を見ればわかる。
私より10歳上だが、間違いなく私より健康体だ(笑)
ネット上には歩き方について書かれてあるサイトが色々あるが、全く正反対なことを言っているケースも多々ある。
私は自分がコレだと思ったやり方を実践している。
それが仙骨ウォーキングだった。
新しいことを始めるには注意も必要だ。
体は慣れるまで時間がかかる。
歪みが大きいほど、実践した後にどこか痛みが生じる可能性は大。
体の痛みは正しい位置に戻ることによるものだと理解することも必要だ。
症状即療法の考え方だ。
ただ、、、いつも言っていることだが、普段から自分の体をよく観察しておく必要もある。
痛みの種類を見極めることがとても重要だ。
新しいことを始めたための体の痛みなのか、別の痛みなのか。
自立型健康は自分の体との対話が必要不可欠だ。
肉体があってこそこの世で生活ができる。
日々、自分の体に感謝の気持ちや労いの言葉をかけて対話をすれば、体の声が聴こえるようになる。
私が購入したこの本は図解が多く、とてもわかりやすい本だ。
胃腸など内臓の不調も骨の歪みから生じている場合もある。
ウォーキングで内臓不調も改善されれば、一石二鳥も三鳥も四鳥もの可能性を秘めている。
スニーカーだけでなく、ヒールでの歩き方も書かれている。
デューク更家さんのウォーキングが大流行りの頃は、残念ながら全く興味がなかった。
あの頃から実践していれば今頃美魔女になっていたのかもしれない(笑)
機会があれば、デューク更家さんのウォーキングレッスンに参加してみたいと思う
筋肉量が減るとどうなるのか
私は一時正座ができない時があった。
50代半ばで正座ができないなんて、、、と自分が情けなかった。
でもサーフィンするんでしょ?とよく聞かれる。
サーフィンをする際はウェットスーツを着る。
ウェットスーツはサポーターがわりになり、着用すると痛みもなく普通に正座ができるし運動もできる。
長い間正座というものをしたことがなく、それでも普通に生活はできるので、自分が正座ができないことに気付かなかった。
正座をすると太もも&ふくらはぎの筋肉が引っ張られるため痛みが生じ、正座ができなかったのだ。
徐々に屈伸することも辛くなり始め、おかしいと気付いた。
なんとか屈伸はできても、再度立ち上がるときは物に捕まらないと立ち上がれない状態になった。
まだ60代に突入したばかりなのに本当に情けない。
勝手な自己診断だが、原因は筋肉量の低下と硬化によるものと推測。
骨折してしばらく使わなければ筋肉量が落ちるのはご存じだろう。
それと同じことだ。
50代半ば頃、フルタイム勤務から週2のパートタイム勤務にシフトした。
毎日通勤で使っていた筋肉、勤務時間中に動かしていた筋肉だが、仕事を減らしたことで運動量が一気に減った。
なので、遅ればせながらウォーキングを始めた。
あと、整体師さんに教えられたのが毎日湯船の中で正座の練習をすること。
浮力があるため普通に正座をするよりは痛みを感じないのだ。
これが講じたのか今は普通に正座ができるようになった。
ただ、屈伸から立ち上がるのは正直辛いので、まだまだ筋肉量を増やさなければいけないのは確かだ。
女性はもともと筋肉量が少ない。
筋肉量の低下により骨と骨がぶつかり合うため関節に痛みが生じる。
股関節や膝関節が悪くなるのは圧倒的に女性が多いのは、そういうことだ。
柔らかい筋肉を増やして、健康長寿を目指したい。
筋肉が柔らかくなれば腸も柔らかくなる。
腸が柔らかくなれば腸本来の働きができるようになる。
腸本来の働きができるようになれば、心身ともに健康な状態へと繋がる。