玲夏の覚書日記

玲夏の覚書日記

無事離婚が成立いたしました。

子どもたちは成人しているとはいえ、これから親子4人の生活をわたしが大黒柱となって支えていくこととなりました。

不安はありますが、毎日怒鳴られない、時間に追われない生活がこんなにも穏やかなものかと、幸せをかみしめています。


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週末、ずっと雨続きで、週明けて雨は上がりましたが「夏はどこに?」ってなくらい空気が変わってしまってます。

こんな感じで秋になっていくのかな~。

この夏、全然遊んでない気がする、どっか行かなきゃ。(笑)


長男の婚約破棄事件。(決して婚約なんてしていないんですが)

その後、先方からわたしに電話で挨拶がしたい、と言って来ました。

向こうが指定した日は、ちょうど会社の研修があって帰宅が遅くなる予定でしたので他の日でお願いしましたが、よくよく考えると、そこまでして電話する意味って?

先方が何を思ってわたしと話したいとおっしゃっているのかわかりませんが、わたしの方はまったく何も話すことなんてないんですよね。

だって、面識なんてほとんど皆無ですし、いきなり深夜に叩き起こされた、くらいしか思い浮かばないです。

これでも、当初は、長男が人としてどうよ、って行動を起こしてしまって、母親としてかなり落ち込みました。

自分の育て方が悪かったのかな~、とか、離婚なんてしてしまったから安易にそんなことをする子になってしまったのかな~、とか。

挙句に「わたしの教育が至らなくてごめんなさい」と先方に謝りの連絡すらしようとまで考えました。

そんなとき、わたしの良き相談相手でもある友人から「まさか、自分が悪いとか考えてないよね、成人した時点で子どもであって子どもじゃないし、ちゃんと自分の思考で生きてる。しいて言えば、その彼女がちゃんと手綱を握ってなかったから悪いんじゃん」と言われました。

もちろん、先方が悪いなんて思っていません。

でも、友人の言うことも一理あるのかな~、と思うことで、わたしが浮上できるならそれに乗っかってしまおうと思いました。


話がズレました、先方からの電話。

日にちをずらしてもらって時間は先方の良い時間で、と長男に伝えてもらいました。

「○日の20時で」と連絡が入り、長男もその時間は都合が悪かったのですが、無理やり時間を空けました。(長男の携帯に電話があるため)

ところが、その後、「今出かけてて都合が悪くなったので21時にずらしてください」と連絡。

自分から言い出しておいて、自分の都合の良い時間を指定してたのに変更するなんて、とちょっとカチンと来ましたので、嫌味も含めて「お忙しそうなので別に電話しなくていいですよ」と連絡しました。

そしたらなんと「いえ、ぜひお話ししたいので連絡させてください」と来ました。

この時点でマイペースな人だな、と感じてはいたのですが。


さて、かかって来た電話、開口一番「この前のあんな形でお母さんとさよならしたくなかったんです。巻き込んでしまってすみません。これからお世話になるつもりでしたし、お世話になりたかったです。長男くんにも幸せになってください、と伝えてください」

まあ他にも、話はしましたが,わたしには到底理解できる内容ではなかったです。


でもまあ、その日を境にパッタリ長男に連絡もないようですし、これで一段落したのではないでしょうか。

ま、その後の長男の手綱をぎゅっと締めるのが大変そうですけど。

子どもじゃないですからね~、とにかく自重しなさい、としか言えないです。

毎日暑くて大変です。

わたしが子どもの頃ってこんなに暑かったのかな~。


そんな最近の出来事。

お金の記事が多くて、玲夏ってどんだけ?って思われる方がいらっしゃるかもですが。


わたしにはもうとっくに成人した子どもが3人おります。

とっくに成人しているので、そろそろ結婚なんぞを考えている子も。

そんなうちの長男。

1年ほど前に彼女ができまして、その彼女がえらく結婚したいと言ってたようで、しっかりしていない長男も悪いのですが、それに流される感じでお互い結婚したら~、みたいな会話もしていたそうなんです。

とはいえ、家に一度ちらっと来られたことはありましたが、特に挨拶みたいなものもなかったですし、第一わたしその彼女の名前すら知らなかったんです。

で、ここから。

これから先は、わが子ながらに情けないのですが、長男に別に好きな子ができたらしくて、それは本当にもう人としてどうよ、レベルなので息子を擁護するつもりは一切まったくないのですが、当然のことながら別れ話になりまして。

その日の深夜、わたしは朝早い出勤だったのでもうすっかり眠り込んでいたのですが、いきなりの着信に飛び起きてみると長男の表示。

ほとんど頭もまわってない状態で出てみると、知らない女性の声。

「わたし○○と申します。長男と付き合っていたのですが、他に好きな人ができたってひどすきると思いませんか?  ぜひお母さんに聞いてもらいたくて電話しました」

頭の中が「???」だらけ。

息子に別に好きな人がいたことも知らなかったですし、第一その彼女さんから深夜突然連絡もらうほど親しくしていたつもりもありません。

その彼女は一方的にまくしたてた揚句、「ではとりあえず今日はこれで失礼します」と言って電話を切りました。


そのあと、明け方息子は一旦帰ると、彼女を送っていく、と言って車のキーを持って再び出かけました。


夕方、仕事から帰って息子によくよく話を聞いてみると。

・職場に乗り込んでやる

・上司にも同僚にも全部ブチまけて働けなくしてやる

・友達にも結婚するって言ってるんだから、責任とってみんなにちゃんと説明して

・婚約破棄の慰謝料払って

もちろん、息子が悪いです、いくら責められても仕方がないですし、それは自業自得だと思ってます。

ただ、当人たちにはどうだったかわかりませんが、親の立場として、まだ挨拶にも来ていない、具体的なことは何一つ話していないのに、「婚約破棄」だと言われるのは納得いきません。

ただ、アマちゃんなわが息子、勝手に慰謝料払っちゃったらしいんです、20万。

プロポーズしたわけでも、婚約指輪を渡したわけでも、ましてや向こうのご両親との顔合わせすらしていないのに。

慰謝料の相場なんて知りません。

向こうも具体的な金額を提示してきたわけでもありません。

「申し訳ないと思う気持ちを金額で表して」と言われ、息子は自分の気持ちに素直な金額を振り込んだらしいです。

高い授業料ですよね。


しかも振り込んだあとも、まだまだ文句の電話続いてるみたいですし、わたしにもちゃんと最後の挨拶したい、と言ってきました。

わたしも、わたしの周りでも、こういう泥沼な恋愛の話をきいたことがないので、これがいつまで続くのかまったくわかりません。

もちろん、息子にはあなたが悪いのだから、共通の友達、職場の同僚に非難中傷を吹聴されるのは覚悟しなさい、とは言ってますが、わたしも落ち込みます。

教育が悪かったのだろうか、と。

人に迷惑をかけないように育てたつもりだったのですが、落ち込みます。しょぼん


毎日暑い日が続いてますね~。

結構暑さには強いと自負してはいるのですが、最近の暑さはハンパないです。

やっぱり夜中もエアコンつけて寝ないとまずいかな~。



離婚の際、一番問題になるのは、「親権」「養育費」「財産分与」だと思います。

うちは、子どもが成人しているため、親権や養育費はもう問題はないのですが、(一番下がフリーターなので、そりゃ、いくらかいただけるならその方がありがたいですが)、残り財産分与。

そんな億万長者でもないので、大層な財産はありませんが、

一応、ローン終了間近の一軒家と、良夫さんの退職金が対象になりますよね。

わたしも働いてはいましたが、家計費と子どもの教育費にすべて消えてなくなりました。

ここで、詳しいことは書けませんが、退職金に関しては良夫さんがこれだけ欲しい、という金額で同意しました。

家に関しては、すべて放棄しました。

(母親は、わたしが勝手に家を飛び出したんだから、家の権利をどうこういう資格はない、とか言われましたが)

コツコツ貯めていた貯金(本当にはした金ですが)も、良夫さんに渡しました。


すんなり離婚する方を選んだので、わたしの手元にはそんなに残るものはありませんでしたが、それでも自由になれたんだから、と心はすっきりしていました。


が、人間って、ある程度の時間が経つと欲が出てくるものですね。

これからこのわずかな蓄えで、子どもたち3人の結婚、わたしの定年、その他にもいろんなことでお金がかかることがあるだろうに大丈夫なんだろうか、と不安でたまらなくなりました。

でも、自由になって、少しは健康も取り戻して、まだわたしは元気なんだから、これからガンガン働いてまた貯めればいいや、と不安をカラ元気で吹き飛ばしていました。


そんな時、離婚の条件の中に「年金の分割」をお願いしていた件で良夫さんから連絡がありました。

「分割最高割合の5割で申請するから」

年金5割とは言っても、実際一緒に生活した期間と年金の基礎の部分だけですから、そんなに大した金額ではないと聞きます。

でも、1万でも2万でも、年金に上乗せできたら、少しは安心ですよね。


なので、待ち合わせて申請に行って来ました。

家を出て以来、二人で会うのは初めてで、本当にドキドキでした。

(娘も危険だから、誰かついて行ってもらい、と言ってたほど)

でも、年金事務所で待ち合わせますし、周りに人もいるので大丈夫、と自分に言い聞かして行きました。


会ってみると、さすがは「喉元過ぎれば…」の良夫さん、淡々としたものでした。

事務的にサインと押印をし、わたしが年金をもらえる年になれば、○万円上乗せされることになりました。

(思ってた額よりずいぶんと多かったです)

年金なんて、賭けみたいなもので、分割申請していても、わたしが早くに死んでしまえば良夫さんがもらってた方がお徳だったね、となりますよね。

だから、もういつ死んでもいいかな~、とか思っていましたが、しっかり健康に気を付けて長生きしなきゃです。

とりあえず、自分の年金も合わせて、今のお給料並みにはキチンと毎月(2ヶ月に1回ですが)入ってくるので、わたしが長生きさえすれば、良夫さんにすべて譲った分がきっちり返ってくる計算になります。

これで、老後の心配も少し減りました。


年金分割、できる方は申請した方がいいですよ。

以前は、専業主婦の方は自分で申請するだけでよかったみたいですが、今は、夫婦二人揃って年金事務所に行かないといけないみたいです。