1983年9月21日  大阪府立体育会館
アントニオ猪木 vs ラッシャー木村

週刊プロレスにてこの試合を観た。
試合内容は猪木がパンチやキックで一方的に繰り出し、
ラッシャー木村をKOするというものだった。
巻頭カラー3ページでレポートされてたのだが、
次のモノクロページで、
KOされたラッシャー木村の肩を担いる男が目に張ってきた。
その男の顔に釘付けになった。
目は泣いている。でも表情は明らかに怒っている。怒りだ。


こんな表情は見たことはない。
中学生だった僕には、自分が負けたわけではないに、
何故、泣いたり怒ったりしているのか、
まったくわからなった。
でもその男の名を、レスラーの名前を
心に刻んだ。

寺西勇。



※この試合の入場曲は、
 ザ・バンドの「TEARS OF RAGE」 だ。
 ああ、入場曲じゃ盛り上がらないか。

 エンディングだね。勇に捧ぐ。