先日、お会いした大先輩から
おすすめいただいた本
戦争や紛争、コロナなど
今の世界で起きていること
その考察のヒントにもなる
人類、人間社会の歴史
なぜ、今、この世界の構図になり
格差が生まれているのか
「銃・病原菌・鉄」という
ノンフィクション
買うには、ハードルか高いので
図書館で上下2冊借りて、読んでみる
元マーケティング部長の推薦
さすが、大学の講義で聞きそうなテーマ
まあまあ、いや、かなりな
量と内容でしたが
休み期間中、帰省の車移動中など
読み終えました
肥沃な土地に人が集まり
安定的に食料が得られるようになり
狩猟民族から
定住する農耕民族になることにより
その地域の人口が増え
社会や文化、技術、富が生まれる
そこから、繰り返されてきた
他の地域への移動や支配、文化の融合
例えば、狩猟民族のお母さん
抱えて移動できる赤ちゃんの人数は一人
農耕民族のお母さんは
一箇所で子供をたくさん産んで育てられる
人口増加による食料の生産や保存には
文字やお金、土地や税での管理
分業や政治も発展
人間自体、そもそも平等な生き物なはず?
住んだ土地に
安定的な食料となる植物種が
どれくらいあったのか
飼い慣らせる性質の動物がいたのか
移動しやすい地形や気候なのか
意志や技術を広く伝え、残せる
言語や文字があったのか
といったことに、格差が生まれた
なぜシマウマは家畜にならなかったのか?
そんな視点の考察も面白い
今に続く人類の歴史
武器での支配=銃
免疫を持たない地域への
疫病による支配=病原菌
耐久性のある輸送手段=鉄
がタイトルの意味らしい
自分では、絶対出会わない本
夏の課題図書、読了です