現実に近い幻想…
思い描いた理想…
崩れ落ちる思想…
叩きつけられる現実…
夢現な幻想的な世界で揺れる振り子…
時は刻まず…
残酷に思いだけを消し去る…
発する声も奪われ…
ただ…
終わりを待つ…
砕け散った現実の破片…
それだけが現世に戻れる唯一の手段…
黒一色のこの世界で…
現実の破片で首を切るカウントダウン…
揺れる振り子…
リズムは脈動に合わせ…
時に静かに…
時に激しく…
ただ終わるのを見つめている…
失われり記憶の中でただひたすら道を歩む…
先に光は無い…
先に他の色も無い…
握りしめた破片だけは虹色に輝いている…
握りしめて流れでる懐かしい赤…
見とれる様に心が惹かれる赤…
色…
色…
色…
早くなる脈動…
早くなる振り子…
けれど静寂につつまれる…
すぐに忘れる色の記憶…
刻まれ離れない悦楽…
美しいカケラはここに置いていくよ…
2度と赤を思い出さない為に…
何処でも…
いつでも…
ただ…
望むだけ…
ただ…
歩むだけ…
終わらないこの時間を…
ただ…
iPhoneからの投稿