死神達…
また僕を優しく耽美に手招く…
オソレルことは何も無い…
コッチへおいで…
陳腐でくだらない口からでまかせばかりの雑音にノミコマレる…
一度は奪われた言の葉の意味…
生と死を知る…
持つ花は何枚かの花びらが枯れている…
茎は鋭利な棘…
痛みが感覚を鈍らせる…
今日もまた優しい言葉…
光指す言葉…
シノ言葉は光射し…
セイの言葉は闇へと導く…
ススで汚れたランプが眩しい…
心臓に打たれた無数の杭が少しずつ食い込むのを感じる…
無音の中時間だけが過ぎてゆく…
無音の中…
呼吸だけがアラブル…
理想も現実もそう変わりはシナイ…
くだらない言の葉で覆い尽くす様は見ていてミスボラシイ…
いっその事…
握りしめた棘をもっと肉の奥へ食い込ませ…
神経に黒いインクを流し込みたい…
変わらぬセイへの願いは理想なのか現実なのかも分からない…
真実は全ての臓器を裏返しても理解出来ない…
このまま葬列に加わり…
単色の世界へ迷い込む事を懇願する…
けれど…
いつまでたってもフルカラーの闇の色…
棘はまだ皮膚の浅い場所にある…
今日もまた死神の歌声が遠くで聞こえる…
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