桃「今年最後の更新、きたね~」
菫「そうねぇ・・・今年も色々あったわねぇ」
山吹「うちらのECO生活も今年から始まったんやし、最初の年は色々
あるもんやと思うで?」
レイ「うんうん・・・思えば、最初ECO始めた時もこんな正月のBGM
流れてたなぁ・・・」
杏「ボクは初めてのお正月だけど、こういうのも良いよね~」
鎌珂「私も初めてですね・・・」
茜「こう寒いと、コタツが恋しいわね」
空「ね~こはこったつ~でま~るく~なる~♪」
山吹「あれは寒空の下、あちこち飛び回ってるネコの歌ちゃうよなぁ・・・」
菫「あら、元気があって良いじゃない♪」
修哉「元気は元気なんだが・・・冬にあれは異常だと思うぞ」
緑「空ねえさんは・・・何時も通りなだけだと思う・・・」
桃「緑ちゃん、震えてるよ?」
緑「さむい・・・」
レイ「まぁ人それぞれ、ネコそれぞれでしょ」
鎌珂「ですねぇ・・・」
山吹「お、今回の本命がそろそろ準備終わったみたいやな」
桃「藍ちゃんの晴れ舞台・・・楽しみだなぁ」
菫「私は亜理紗さんの過去もすごく興味深いわぁ♪」
鎌珂「管理人さんから話聞いた時、ちょっと泣きそうになりましたよ・・・」
緑「そんなにすごい話・・・?」
レイ「ちょっと大袈裟だと思うけど・・・実際に経験したら違うんだろうなぁとは
思うよ・・・」
修哉「あれを経験して今の亜理紗を保てるのは、正直尊敬するな・・・」
杏「うーん・・・むずかしいね・・・」
菫「杏にはまだ早いんじゃないかしら?」
桃「まずは相手を見つけなきゃね♪」
茜「・・・そ、そうよね、まずは相手・・・よね」
緑「そろそろ・・・いく?」
菫「そうね、本命に入りましょうか♪」
桃「それじゃ、藍ちゃんナレーションによる物語の始まり~♪」
これは、少し昔のお話・・・
ここじゃない、違う世界で起こった、一組の男女のお話です
「ふぅ・・・今日もいつも通りってところかな」
彼女は、ある山岳の街を基点として活動する冒険者
ギルドと呼ばれる冒険者達の集いのマスターでもあります
洞窟での狩りから戻り、清算を済ませたところです
「さて、メンバー勧誘でもしようかしら」
ギルドを設立して日が浅いせいか、まだ人数が少ないのでしょうか
最近はメンバーの勧誘に精を出しています
「こんにちは」
「あら、こんにちは」
しばらく時間が経った頃、一人の青年が声をかけて来たようです
「うちのギルドに興味を持ってくれたのかな?」
「はい、どんな感じなのかと思って」
彼女はギルドの方針などを簡単に説明して、相手の反応を待ちます
思えば、このちっぽけな出会いが彼女を変えていったんだと思います・・・
「どうかな・・・?」
「うん、ちょっと入ってみようかな」
「ありがとう!」
こうして、彼女のギルドに一人の青年が加入する事になりました
彼はすぐに彼女と打ち解け、一緒の時間を過ごす事が多くなっていきます
お互いに楽しい時間を過ごし、時が過ぎるのも早く感じているようです
あっと言う間に季節が流れ、冬・・・クリスマスの時期が近づいてきました
クリスマスと言えばプレゼントですが、この二人も例外では無いようです
「あ、マスター・・・これ」
「箱?」
彼が渡したのは、プレゼントボックスと言われる箱です
中身が分からず、何が出るか本人にも分からないそうです
これって大丈夫なんでしょうか・・・?
あ、失礼致しました・・・
「開けてみて」
「良いの?」
「クリスマスプレゼントだよ」
「ん・・・ありがと」
なんだか良い感じの雰囲気になってますね♪
果たして何が出たのでしょうか・・・
「・・・え?」
「何が出たの?」
「えっと・・・これ・・・」
何が出るのか分からないはずなのに、狙ったように出たのは・・・
ダイヤの指輪ですよ!
結婚する時に使うあれですよ!?
・・・・・・あ
も、申し訳ありません・・・少し取り乱してしまいました・・・
「・・・これは、結婚しろって事かな・・・?」
「え・・・っと・・・」
「まぁ、マスターとなら・・・」
「今は、お金も無いから・・・」
「今は・・・って、もしかして」
「う、うん・・・いつか、ね」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ぽっ)
・・・・・・・・・はっ!?
え、えっと・・・これで、二人の間で小さな約束が交わされたんです
それからは、少しずつですが二人の距離も近づいていきました
彼女はこんな楽しい時間がずっと続けば良いと思う程に・・・
それほどまでに、気付けば彼に対しての気持ちがあったのです
ですが・・・
「マスター・・・ちょっと良いかな?」
「うん? 何かあるの?」
そんな楽しい時間も・・・
「話したい事があるんだけど・・・」
「良いけど、何だろ・・・?」
長くは続かず・・・
「実は──」
唐突に終わりを告げる事になるのです
「──入院・・・?」
「うん・・・」
「でも、そんな事・・・」
「はは・・・前から、体は悪かったからね」
彼は、病気なのを無理してまで彼女と一緒に居てくれたのです
その無理が祟ったのかは今では分かりませんが
入院し、手術する事になってしまったのです・・・
「でも、手術って一体・・・」
「難しいらしくて、成功するかどうかは・・・」
「そんな・・・」
「それで、戻れないかも知れないから」
「戻ってくるよ」
「・・・そっか」
「だから、ギルドには残しておくよ」
「うん・・・ありがとう」
「だから・・・絶対戻ってきて」
「分かった、約束するよ」
そう言って、彼は自分の帽子を彼女に手渡しました
「指きりの代わりじゃないけど・・・戻って来たら、また返して」
「・・・うん、ずっと持っておくから」
彼女は目に涙を浮かべながらも、ずっと笑顔で居ました
彼が安心して病気に立ち向かえるように・・・
帰って来た時に、また笑顔で迎えられるように・・・
「それじゃ・・・また、かな」
「うん・・・行ってらっしゃい」
杏「ほえぇぇぇ・・・藍おねえちゃんすごいね~・・・・・・あれ?」
茜「ぅ・・・ひっく・・・うぅ・・・」
鎌珂「亜理紗さん・・・グスッ・・・」
杏「わぁっ!? みんなどうして泣いてるの!?」
山吹「そりゃ・・・あんたにはまだ理解できん話やったからやろ・・・」
杏「山吹おねえちゃんは泣いてない?」
山吹「うちもかなり危なかったけどな・・・」
空「くっ・・・あ、あたしを泣かせるとは、なかなか・・・」
菫「藍・・・貴女もよく頑張ったわね」
藍「ありがとうございます」
山吹「途中ちょっとイってもうとったけどな・・・」
レイ「でも、まさか亜理紗にこんな事があったなんてねぇ」
桃「すごい悲しいお話だったよね・・・」
緑「こんなの・・・耐えれないよ・・・」
亜理紗「ねぇ・・・ちょっと、良いかしら?」
杏「どうしたの?」
亜理紗「この終わり方だと、まるであの子が帰って来なかったみたい
じゃないの」
茜「戻って・・・来たの?」
亜理紗「当たり前でしょ!? 勝手に殺さないでよ!」
桃「ちょ、ちょっと落ち着いてー!」
菫「でも、帰って来てくれたのなら良かったじゃない♪」
亜理紗「まぁ・・・そうね」
山吹「ちょっと引っかかるんやけど」
桃「どしたの?」
山吹「帰って来たんやったら、なんで今おらんねやろ?」
藍「そういえば・・・そうですわね」
亜理紗「そ・・・それは・・・」
修哉「お互い時間が合わなくなって、どんどん離れていった・・・だよな」
亜理紗「・・・ええ、そうね」
鎌珂「えぇ!? なんでそんな勿体ない・・・」
茜「そうよ、どうしてそんな事になったのよ!」
亜理紗「仕方ないわよ・・・他に優先すべき事があったんだから」
レイ「うーん・・・分からない訳じゃ無いけど・・・」
緑「それだけで離れちゃうのは・・・嫌だよ・・・」
菫「それだけ大事な事なのよね・・・?」
亜理紗「私は、あの子が元気で居てくれれば、それで良いのよ」
修哉「本当にそれだけで良いのか?」
山吹「修哉はん・・・?」
修哉「もう一度、会いたいとか思ってないのか?」
亜理紗「・・・・・・っ」
桃「なんか・・・全部見透かしたような感じだよね」
杏「えっと・・・?」
鎌珂「修哉さん、いつもと違うような・・・」
亜理紗「会いたいわよ・・・会いたいけど、それは無理よ」
修哉「何もしないまま無理と決めつけるのか」
亜理紗「だって、こんな辺境のブログ見てる人なんて・・・」
修哉「やってみなければ分からないだろう」
亜理紗「そう・・・よね、やってみないと・・・」
菫「これは是非応援してあげないと♪」
空「よっしゃ、ここ有効活用してみるか!」
桃「もしこのブログを見たり、幻想世界ってギルドに心当たりが
ある人は」
藍「このブログのコメント、もしくは・・・」
緑「エミルクロニクルオンラインの・・・フリージアサーバーで・・・」
レイ「わたしたちの誰かにWISかメールをお願いします」
亜理紗「もし・・・見てたらで良いから、元気ならそうだと知らせて
貰えれば、それで十分だから・・・お願い」