(前回→①FTMだと気付くまで)




愛しのおっぱいがFTMだと自覚したのは

14歳の時。


ドラマで自分と似たような

登場人物を見て初めてそのことを知る。


それまでは

自分はレズビアンだと思っていた。


しかし

彼女は「私」ではなく「俺」


レズビアンではないことに気付いた。


友達には

「性同一性障害かもしれない。」と

それとなく伝えていた。


17歳で親にカミングアウト。


「実は性同一性障害かもしれへんくて。」


親は自分が思っていたよりも

理解が早かった。


「そうちゃうかなと思っていた。
    まぁいいんちゃう?」


元々、LGBTとの関わりがあった親は

全くの無知ではなかった。


理解してくれる友人や家族。


その存在が

どれだけ生きる力になったことか。


この社会はきっと

もっともっと良くなれる。




(次回→③男だと自認しながら女子校出身)