三濱は、マグカップに箸を入れて何かかき混ぜている」
三濱「んー、創作料理…ってか、飲物として作ったはずの『チーズ湯』」
京介「は!?何それ!」
三濱「とろけるチーズをマグカップに2枚千切って入れて、お湯で溶かすだけなんだが・・・」
マグカップの中を見る京介だが、どろどろに溶けたチーズと湯が入っているだけだった。
京介「そう言えば、チーズって湯に溶けたっけ?」
三濱「俺も作ってからそう思ったが、既に遅し。溶けねぇよこれ(笑)」
京介「・・・だろうな」
三濱は溶けたチーズを食べ、その後に湯を飲む。
三濱「・・・チーズは良いんだが、残った湯は文字通りの湯だなぁ・・・」
京介「もうちょっとまともなものを作ろうよ…」
--翌日
三濱がまたマグカップの中身をかき混ぜていた
京介「って、また同じようなもの作っているし!」
三濱「あぁ、ちょっと残りの湯をおいしくできないかと思って…」
京介「このかなり濃い茶色…まさか、ココアか?」
三濱「ご名答」
京介「だから何を作っているんだ!改良しなくても良いだろ!」
三濱「夜食には良いかと思ったし、何より、例のチーズの処理に困っていてな」
--ちなみに先日記事にあがっている『三濱の料理』。あれ、嘘のように見えるが、実話である。ついでにこの話も実話である(京介は居ないが)
京介「だからもうちょっとまともなものに使おうよ」
三濱「金曜日まで600円以内で生活しないとダメなんだから、仕方ないだろ」
京介「味は?」
三濱「…ちと失敗だったかもしれない」
京介「…」
--更に翌日
京介「またかい!しかも何入れているかわからないような色だし!」
三濱「今回はまともだ!料理という分としては!」
京介「あまり聞きたくはないが…何を入れたんだ?」
三濱「固形コンソメスープ1粒」
京介「バカだ!バカがここにいる!」
三濱「はーい、バーカでーす!」
京介「開き直るなよ!ってか認めるな!」
三濱「事実、そうなんだし仕方ないだろ」
京介「…」
三濱「…」
京介「…どうした?」
三濱「…チーズとコンソメスープを別々にして食べているのと同じだ…これ」
京介「…はぁ(溜息)なにやっているんだろうな。この人は」
三濱「全くだ」
京介「キミのことだよ!」
【追記】この後日、チーズを「とろける」ものから「プレーン」に変えたらすんなり溶けたとか…