ほしいものが手に入れられなかったと嘆いて
いま自分にある大切なものを、ぶちまけるようなことは
したくないな。
派手にぶち当たった壁を「壁」と思えるかぎり、先はある。
痛くて悲しいからってやめない。先が見えない、って嘆かない。
壁、壁、壁。
壁と、足にしがみつく逆流に、どれだけ逆らえるか。
そもそもなぜ、逆らいたいとぼくは思うんだ?
そう思ってしまったら、思い出してほしい。
ぼくには歌しかないとおもってるから。
いつかは大切な人のすぐそばで、やさしいうたを歌い続けたいから。
どうか迷わないで。くれぐれも気をつけてね。
ふぁいと。
