評判がいいので
ボヘミアンラプソディーを娘と見てみました。
二人ともクイーンというバンドも
ボーカルのフレディーもあまり知らないけど。
一言でいうと
愛の映画でした。
父親との確執と家族愛
人種的なこともあるし宗教のこともある。
奢って落ちぶれる人の弱さや孤独。
どんな面においても、自分を貫く強さも見られる。
女を心から愛していた男が
ある時、男への愛に目覚める。
そんな男と女の、魂の繋がりや
男が男を愛すること。
同じ世界観を共有できる
家族のような仲間との絆。
様々な愛が描かれる。
やるせないことも矛盾も
一般的でないことも
全てが自然なこと。
人とはそういう生き物。
この映画では、人間の持つ強さと弱さ
その両極を内包し、
分かりやすく見せてくれる。
また、描くその視点が愛なんだなあ。
だから、人の心を打つ映画になったんじゃないかな。
自身の<好き>に忠実に、
音楽の世界観を、外の世界へ表現する姿勢が
カッコいい。
社会的に良しとされないこと、
でも当たり前に、
私たちの社会で起こっていることが
全編を通して散りばめられていた。
正解も不正解もなく
共感を求める必要も、
共感をしなければ、も無意味で
ただ他者と自分の理解と
理解しがたいという理解でもいい。
愛があれば。
感想はというと
フレディは自分の才能にも感性にも
恐れ知らずで忠実
天才性を持った
泥臭い、愛すべき人だなと。
私も自分を突き進もうと
思わせてくれる映画だった。
小学生の娘にも、内容が面白かったと好評だった。
人の人生を見れてよかった、
自分の今後の人生何かあったとき
誰かの人生で先を見ることは、
参考になるとのことらしい。
この人は、ここまで感じてるんだなと
彼女の感想を聞くのは興味深かった。