2026年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
旧約聖書「サムエル前書」第3章よりワンシーン。
当時のイスラエルにはまだ王がおらず、
士師(さばきつかさ)と呼ばれるリーダーが現れる時もあれば
神殿に仕える祭司が祷りをもって神の言葉を代弁し、
国の秩序を保っていました。
時の祭司エリの二人の息子は放埓で、祭司の勤めを怠るばかりか
父エリの戒めにも聞く耳を持ちませんでした。
「わが子よ然すべからず…汝らヱホバの民をしてあやまたしむ。
人もし人にむかいて罪を犯さば、神これをさばかん
されど人もしヱホバに向いて罪を犯さば
誰かこれがためにとりなしをなさんや」
(サムエル前 第2章24、25 文語訳)
そのようななか、ひとりの幼な子が神殿に預けられます。
不妊を嘆いていたハンナの祈りに応えて与えられた男の子、
サムエルです。(ヘブル語で“神に聞かる”という意味)
サムエルは神殿に寝起きしていました。
「神の燈(ともしび)なお消えず」
(第3章3節)
エリは歳を取り、目も弱くなり、部屋で眠っていました。
弱ってゆく祭司、跡を継ぐべき息子たちは役目を果たさず――
しかし、神殿にはまだ神の燈火が灯り続けていたのです。
「サムエルよ」
夜、眠るサムエルは自分の名を呼ぶ声に目を覚まします。
神は、サムエルの名をご存知でした。
時代は移り、主イエス様が70人の弟子を2人ずつのペアにして
伝道に遣わしました。
70人は大いなる手応えを得たのでしょう、喜んで戻って来ました。
「主よ、汝の名によりて悪鬼すら我らに服す」
イエス彼らに言い給う
「われ天より閃く電光(いなづま)のごとくサタンの落ちしを見たり。
視よ、われ汝らに蛇・蠍を踏み、仇(あだ)の凡ての力を
抑うる権威を授けたれば、汝らを害うもの絶えてなからん。
然れど霊の汝らに服するを喜ぶな、
汝らの名の天に録されたるを喜べ」
(ルカ伝 第10章17~20節)
「勝(かち)を得る者は斯くの如く白き衣(ころも)を着せられん、
我その名を生命の書(いのちのふみ)より消し落とさず、
我が父の前と御使いの前とにてその名を言いあらわさん。
耳ある者は御霊(みたま)の諸教会に言い給いしことを聴くべし」
(ヨハネ黙示録 第3章5、6節)
「生命の書」とは、神の国の戸籍です。
そこに名前が記載されている者は幸いです。
2026年はどのような一年になるでしょうか。
希望を持って、よろこびつつ
心に燈火を抱きながら、少しずつであっても
前に進んで行きたいと願います。
