久しぶりの映画鑑賞。最近はあまり時間もないので、もっぱらDVDになっていますが、いい作品はいつどんな状態で見ても良いものに変わりはありませんね。


さてこの作品。私の好きなテイストそのものの、「物静かだけど、主人公たちが最後にはきちんと答えを見つける」系の作品。


長閑な住宅街の景色、言葉少なな登場人物たち、優しいピアノの旋律。

そこから浮き上がる心の葛藤、生活感、温もり。

可愛げに溢れていて、ちょっぴりせつなくて、思わず涙。

周りに振り回されず、真っ直ぐに生きていくことが大切だなぁとわからせてくれるお話でした。


めずらしく冴えないなぁと思う主人公の顔つきがストーリー展開と共に凛々しくなっていくのがとてもよかったです。監督さんってすごいなぁ、と思いました。


余談ですが、twitterでこの作品を若干紹介したら、なんと監督ご本人様よりリツイートいただきました。

ビックリした! そして、ちょっぴり嬉しかったです。