私のプロフィールはこちらをご参照下さい ☞ 水野敬生プロフィール
15日、年代や加齢のせいか、大企業で勤め上げた経歴のせいか、男尊女卑や年下を見下すなど、加齢にともなう高齢者の"カスハラ化"がSNS上で大きな注目を集めているというニュースがありました。
カスタマーハラスメント(カスハラ)は、サービス業においても大きな問題となっており、特に、訪問介護事業所では、女性ヘルパーに対する男性利用者の迷惑行為が後を絶たないケースがあります。東京都もカスハラ防止を目指す条例制定の方針を示しており、これがどのように実現され、現場の労働環境が改善されるのかが注目されています。
具体的な事例として、ある訪問介護事業所では、次のような問題が報告されています:
迷 惑 行 為:男性利用者が訪問中にアダルトビデオを流し続ける。
性的嫌がらせ:ヘルパーに対して直接「やらせろ」と迫る。
不適切な要求:ケアマネジャーに対して、「やせてる女はダメだ。ぽっちゃり型のヘルパーにしろ」などと、ヘルパーの外見に
関する強要をする。
このような行為は、ヘルパーの精神的・身体的な負担を増大させ、仕事環境を悪化させます。カスハラ防止のためには、あくまでも私見ですが、以下のような対策が考えられます。
条例の制定と厳格な適用:カスハラに対する厳しい罰則を設け、違反者に対しては厳重に対応する。
教 育 と 啓 発 活 動 :利用者やその家族に対して、カスハラの問題点や違法性を周知し、モラル向上を図る。
ホームヘルパー保護対策:ヘルパーに対するサポート体制の強化や、問題が発生した際の迅速な対応を行うための相談窓口の設
置。
現 場 で の 対 策 :ヘルパーが安全に働ける環境を整えるため、複数人での訪問や、必要に応じて警察に通報するなどの
具体的な措置を講じる。
今後、東京都のカスハラ防止条例がどのように具体化され、実際の労働環境改善にどのように寄与するかは今後の動向を注視する必要があります。
高齢者の中には、自分の行為がカスタマーハラスメントに該当することに気付かず、善意のアドバイス程度にしか思っていない人もいるため、注意が必要です。また、SNS上でもこうしたケースが散見されるため、啓発活動も重要でしょう。
※ こちらからのご訪問は恐縮ですが、コメントをいただいた方のみに限定させていただいていますので、あらかじめご承知おき下さい🙇
【元の記事】
https://news.yahoo.co.jp/articles/162fdf09a92fdca472044c0c1b8cfd8603d00262
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9d88583beb4faef09140418fb952cac72abbd6c
高齢者介護や福祉に対する興味や理解を広めるため、X(旧Twitter)で情報発信しています。ご興味を持って下さる方は、ぜひ私のアカウントをフォローして下さい。よろしくお願いします。
X(旧Twitter) 👉 https://x.com/Takao_Mizuno1
今日は当ブログをお読みいただき、ありがとうございました🙇
皆さんの貴重な時間を割いてこの記事に目を通して下さり、本当に感謝しています😭
今日が皆さまにとって素晴らしい一日となりますように🙏