米国で最も優れた私立美術館の一つとして知られるワシントンの
『フィリップス・コレクション』
裕福な実業家の家庭に生まれ、高い見識を持つコレクターであった
ダンカン・フィリップス(1886-1966)のコレクションは、いずれも質の高いものばかり…
この世界有数のコレクションの中から、
アングル、コロー、ドラクロワ、クールベ、マネ、ドガ、モネ、セザンヌ、
ゴーガン、クレー、ピカソ、ブラックらの秀作75点を展覧します。
フィンセント・ファン・ゴッホの出品作
《アルルの公園の入り口》 (1888年)
《道路工夫》 (1889年)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゴッホの作品、来日します
ゴッホといえば、自分の耳を切った「耳切り事件」が有名ですが…
《道路工夫》 は「耳切り事件」の後の作品。
ゴッホは、アルルで「耳切り事件」を起こした後、
再度発作を起こして人に迷惑をかけることを恐れて、サン・レミの療養院に入院していました。
《道路工夫》 は、ゴッホが入院していた療養院の前の道の「道路工事」を描いた作品で、フィリップスさんからも高く評価されていたそうです!
「ゴッホが生活していた場所」、「ゴッホが見ていた風景」を見れるなんて… 楽しみです