今回紹介するバスは、中国バスです。

中国バスは、福山市・尾道市・三原市を中心とする広島県東部一帯の広範囲に路線を持ち、山間地に多くの路線があります。

近年、県内・県外（関西方面）への昼間高速バスを多数運行しています。

広島県を南北に伸びる鉄道が、JR福塩線のみであることから、地域の生活の足として古くから幹線的な中長距離路線を運行しています。

現在の中国バスは岡電バスや両備バスと同じ両備グループに属しており、現在の「株式会社中国バス」は、その両備グループの子会社として2006年に設立されましたが、その源流を辿ると、1931年に設立した新市自動車がその源であり、そして新市自動車から名称変更などを経たニコニコバスと、尾道鉄道とが1970年に合併し設立された「中国バス株式会社」（旧中国バス）が中国バスとして直接的なきっかけになると思われます。