ロレックス GMTマスターII 126711CHNRがリリースされたのは、2018年バーゼルワールドです。2018年に発表されたロレックスの新作は14種、そのうち4種がGMTマスターIIでした。

GMTマスターはロレックスを代表するシリーズの一つです。1950年代、パン・アメリカン航空のパイロットのために開発されました。1983年になるとさらに上位機種となった「GMTマスターII」がリリースされます。これは、同時に2か所以上のタイムゾーンの時刻を表示できる機能が特徴で、かつ午前と午後を一瞬で見分けられるベゼルが人気のポイントでもあります。
スポーツロレックスでは珍しく赤青や赤黒、青黒、黒一色などの多彩なベゼルを持ち、ペプシやコークなどのペットネームがつくほど親しまれ、愛され続けている一大ベストセラーでもあります。
半世紀以上にも及ぶ長い歴史の中で進化を遂げてきましたが、その最新世代が、2018年に発表されたGMTマスターIIでした。
前述の通り、当該年には4種のGMTマスターIIがリリースされています。
とりわけ注目株は、赤青ベゼル―通称ペプシ―を搭載した、126710BLROではなかったでしょうか。長らくステンレススティール製GMTマスターIIでは姿を消していたペプシのデザインコードがリバイバルしたとあって、ロレックスファンは歓喜の声を挙げたものです。スポーツラインであるGMTマスターIIにお馴染みの3列オイスターブレスレットではなく、5列ジュビリーブレスレットが搭載されていたことも、この話題性を盛り上げるには十二分でした。
しかし、ペプシ同様、もしくはそれ以上に輝きを放っていたのがGMTマスターII 126711CHNRだと個人的には思っております。