女性同士の会話って、共感で成り立ってることが多い気がします。
「わかるー」
「私もー」
とうなずき合いながら会話できると、楽しく話が弾みます。
時々共感できないことも出てくるけど、時々なので、
「そうなんだー」
「へー、すごいねー」
と、否定はせずに適当に受け流せます。
多分、皆バトルしたいわけではないので、お互いの共感範囲を探りながら、当たり障りのない範囲で会話することが多いのかもしれません。
「この人とは話が合わないな」
「価値観がかなり違うな」
「何話してても否定してくるな」
と感じる人に対しては、あまり深入りせずに距離を置きます。
世の中色んな人がいるし、多様性を尊重することも大事だとは思うのですが、頻繁に会う相手と話が合わないと疲れてしまうので。
ネットなどで、私の価値観とは全く違う考え方の人を見かけると、
「本当にこんな人、存在するのかな?」
と思ったりしますが、年に数回しか行かない場所に行くと(帰省とか…)、
「本当にいた!」
と、出会ってしまったりします。
そんな時、普段の生活範囲は、それほど意識しているわけではないけど、敢えて自らを多様性の無い世界に置いているんだろうな、と感じます。
良く言えば「気の会う仲間」、
悪く言えば「ムラ社会」、
みたいな感じでしょうか。
普段身近にいない価値観の人に出会った時、
そこが数日しか滞在しない場所だったら、
「世の中色んな人がいて面白いな」
と思えるけど、
もしその人と毎日関わらないといけなくなると、
「きっついなー」
と思ってしまう自分がいます。