モノの価値って、値段じゃありません。
その人が価値を感じれば、それは"価値あるモノ"になるんだと。
今日はいろんな相談を受けた、相談デーでした。
(そういう呼び方の日がある訳じゃないよ)
ある方(Aさん)が
今持ってるモノをこのまま持ち続けることにちょっと負担に感じていて、それを手放そうかどうしようか悩んで相談に行きました。
するとその場では
手放すことによる代償(お金)はこれだけかかります
と言われたそうです。
Aさんは、
払えない金額ではないけれど、
言われるがまま払うにはどうも納得できない。
他の方法があるか調べたけれどわからないので、
なにかあるならアドバイスを、ということでした。
状況からすると調べた限り、
Aさんの求める他の方法というのは無さそうでした。
一方でAさんが手放したいモノは、
他のある方からはとても貴重で求められているもの
ということもわかりました。
聞いた話では、ひとつ1万円のぶどうがあるそうですね。
一房5000円のを見つけ、たまげましたが、更に高い・・・・
他の人から求められる・高値が付く
という理由で持ち続けることが良いのかどうか。
私は反対です。
だって、持ち続けることを負担に感じている訳だから。
たとえいくらの値段がつこうとも、
あなた(Aさん)がそれに価値を感じられないのであれば、
あなたにとって価値はありません。
反対に値段がつかないほど安価でも、
自分がが価値を感じるならば、
それは"価値あるモノ"に変わるのです。
値段って、絶対的なものではありません。
悪天候が続いて野菜の収穫量が減ると値段が上がるように、
搭乗日によって値段が変わる飛行機代のように
多くの人から求められたり
貴重だったりするから価格が上がるだけのこと。
けれど、いくら不作でぶどうが高価だったとしても、
ぶどう嫌いの人には安かろうが高かろうが、関係ないのです。
だって嫌いだから、食べないから自分には関係ないんです。
値段と価値は比例しないのです。
自分にとって価値のあるものだったら、
それを大切にする。
反対に、あなたにとって価値を感じないのであれば、
それは必要ないものなのです。
「自分にとって」
がますます大事になってくるんだなあ
ということを強く感じた一日でした。
氣の良い場所、自然、静寂・・・・
私にとってはプライスレスです。