美しさや美しいものって、
華美なもの・複雑なものというより
シンプルなもの・単純なもの
もっというと
シンプルにしていく過程・削ぎ落としていく過程
なのかなって、最近強く思います。
数日前、自己紹介文を書く機会があったのですが
400字程度という指定だったんです。
これがね、なかなか難しくて。
ただ自分の仕事や家族構成・趣味などを並べただけでは
数十字か、せいぜい100字でしょ?
(そもそも会社名や家族構成=あなたですか?って感じでしょうし)
かといって、生い立ちからこれまでをたらたら書いていたら、
あっという間に400字なんて超えてしまうわけで。
「自分」というものの輪郭を浮かび上がらせるように
適度に深く、けれど簡潔でこころに残るように。
ちょうどいい塩梅を探り当てるのが、難しいのです。
洋服や外見選びもこれに似ています。
「良いな、気になるな」と思ったものを手に取り試してみて
似合うな、とか
いまの自分にしっくり来ないかも
を判断する。
最初は流行や良いなと思ったものを手当り次第に試すけれど、
↓
だんだん自分の好みや似合うものがなんとなく固まってくる
↓
「私って〇〇がしっくりくるな」がわかるようになる。
多くの人がこの流れなはず。
「自分」というものが分かるようになるには
似合わないものやしっくり来ないものを経験しないと、
知ることができません。
たくさん選んで着てみて
「失敗したなー」も経験して、
自分に要る・要らないを判断出来るようになるのです。
ちなみに、、、、
失敗したりしっくり来ない経験がある程度たまると
これは良さそう/似合わなさそう
が誰でも判断出来るようになります。
客観的なもうひとりの自分が
自分の中にできるからなのですが、
自分じゃない他者の目を借りることによって
失敗経験をショートカットすることが出来ます。
それが
「似合うものを知る」ということであり、
私がコンサルでしているところです。
自己紹介文を書いて削ってする作業が
改めて自分の棚卸しになりました。
定期的にアップデートしていくことって、大事ですね。
改めて思いました。
自己紹介する機会のない人も、
書いてみることをおすすめします!