またハマってしまいました・・・・・
マンガに。
『あせとせっけん』
というマンガ。
悲しい話でもなんでもなくて、
ロマンス・ラブコメ?ラブストーリー?の類
だと思うのですが、
読むとこころがふわっと温かくなって、
自然と涙が出てきました。
少しネタバレすると、
化粧品&バス用品メーカーに勤めるヒロインの麻子は、過度の汗っかきで
常に制汗剤が手放せないほど、汗かきがコンプレックス。
新商品の展示を見ていると、
石鹸の商品開発をしている香太郎からいきなり匂いを嗅がれる。
香太郎は香りを細かく嗅ぎ分けることができる度を超えた嗅覚の持ち主で、
麻子に「君の体臭は素晴らしい。商品開発のために嗅がせてほしい」ともちかける。
香太郎は毎日体臭を嗅ぎに麻子のもとへ行き、
それが嫌ではなくなっていく麻子は、香太郎と付き合うようになる。
という展開。
(まだ読破してないのでこのへんで・・・)
過度の汗っかきという、いっけんネガティブなことだけれど、
香太郎のインスピレーションを刺激し、
香太郎の、香りでその時の感情まで読み取れるところが
汗っかきという麻子のコンプレックスを癒やしていくんです。
また、香太郎が超絶嗅覚の持ち主になる経緯に
家庭環境など、これまでの傷が蓄積されていて、
麻子と関わることによって癒えていくんです。
二人の関係が、まるでパズルの凸凹のピースみたいで。
お互い一人ではコンプレックスのままだったことが、
関わりあうことで補完されていくところがほんとに素敵なんです。
ネガティブや短所は無くすんじゃなくて
ひっくり返すんです。
認めて、使っていく。
「使う」って言ってもさー、使えることばっかじゃないでしょ
って思っていませんでしたか?
私もどこかでそう思っていました。
けど、「汗っかき」だってすごい長所になるんです。
度を越した嗅覚だって。
短所・コンプレックスを無くそうとするんじゃなくて、
そのままの自分を受け入れていって大丈夫だよ
って、改めてメッセージをもらった気がします。
続きが気になりすぎるので、マンガに戻りますー。
気になった人はどうぞ読んでくださいね!