↑こちら、の続きです。
自分がほんとうはどうしたら気分が良いのか?
どうしたいのか?
という気持ちを知ることが大切だということを書きましたが、
特に「おかあさん」に向けて。
その大事さを書きます。
自分の気持ちを知ったら、
その瞬間はひとりでゆっくりしたかったと思ったとします。
自分の気持ちを大切にすることって
家族と過ごす時間より、ひとりの時間が価値が上か?
と言うと、そうではありません。
私は、
考え事をしたり、読書をしたり、街を歩いたり
一人で過ごす時間が大好きです。
誰かとわいわい過ごす時間も好きですが、無くなって困るのは
絶対に!ひとりの時間です。
ですがそれとは別に、
自分の心のベースは、家族の存在だなあと
強く感じます。
夫との会話や、子どもたちと公園へ行くこと
一緒に過ごす日常がとても大切です。
子どもが「抱っこ」と手を伸ばしてきたり、
「早くご飯作ってよ」と言われて
「今やってるしっ」
とたまにイラついたり。
早く一人で寝れるようになってくれないかな~?と
思いつつ、寝ているところへすり寄っていき、
ぷにぷにのお腹を触りながらくっついて寝たり(笑)
家族がいることは、
もう自分の一部です。
大事なのは
じぶんが”いま”どうしたいのか?
を知ることなのです。
家族と過ごすことが望みなのか
ひとりでゆっくりしたいのか
それとも、パートナーと二人でいたいのか
・・・・・
ひとりで過ごしたい
そう思った自分の気持ちを、
家族のため
こどもが小さいから
まだまだ手がかかるから
などの理由で
どうか消さないであげてほしいんです。
こどもがいる人
特に私のように、小さいこどもがいる人は、
こどもといると、「母親」という役割を完全に手放すことはできません。
でも、覚えておいて欲しいのは
こどもに何かをしてあげるから「母親」なのではなくって、
もう自分の「存在」が、おかあさんなのだということ。
存在そのものが、です。
だから、
手作りご飯じゃなきゃ、とか
働いていてこどもと過ごす時間が少ないから、とか
そういうの、全然関係ない。
少しくらい子どもと離れたくらいで、母親の価値が下がるのではありません。
自分の「ベース」は、そこ(家族)にあるでしょう?
大切に思う気持ちは、多少離れても変わらないでしょう?
だから安心して、ひとりになって良いんですよ。
子どもはまっすぐです。
こちらの気持ちは(敢えて?)読まずに、
自分の要求をぶつけてきます。
「抱っこして~」
「お腹すいた~」
「ひま~」
って
だから、少しでも自分の気持ちとズレたことが入るとすぐわかります。
「あぁ、今こどもと離れたいわ」って。
自分の時間が欲しいなって。
パートナーや友人とだったら誤魔化せるほんのすこしの違和感も、
小さい子どもの前ではできません。
それを嘆くのではなく、
自分の違和感に気付く絶好のチャンス!
そんなふうに、自分の状況を面白がれると楽しいですよ。
「自分の気持ち」
大事にしましょうね。