前回の記事で、モヤモヤしたときは、自分の気持ちと離れた行動をとっている時、前提が気持ちと異なっている時だと書きました。
前提を明らかにし、受け止めたら、新しくつくることができます。
作り方について、書きたいと思います。
まずその前に、前提がなぜ大事か?
それは前提が違うと、その後の行動が変わってくるからです。
例えば、あなたが今日はご飯は作らない!と決めたとします。
小さい子どもがいる家族での外食だとしたら、どこへ行きますか?
ファミレス?
カウンターだけしかないお寿司屋さん?
近所のレストラン??
それとも、外食は面倒だからピザデリバリーでも頼もうか?となる??
(ウチはまあ、これかなあ・・・汗)
レストランはなんとも言えませんが、お寿司はまあ、まず無いですよね?
「小さい子どもと一緒に外食」 という”前提”があると、
・子どもが食べられるメニューがありそうか
・子どもが多少騒いでも大丈夫そうか
・子ども用の食器が用意してもらえそうか
ということを考えながらお店選びという”行動”をする訳です。
お店の側から考えても、多くのファミレスは子どもが来る”前提”があるわけだから、子ども用のメニューや食器が用意してあるのは当然の行動なのです。
逆に、カウンター席の寿司屋は落ち着いた雰囲気やゆっくり食事を味わいたい人が来る前提でつくっていますから、それに沿わないであろうものは用意していない。
つまり、どういう前提を持っているかによって行動は全然違ってくるのです。
で、前提のつくりかた。
どんな風になったらいいと思ってるのか?を考えると、作りやすいです。
子どもがいると、自由になれない
子どもより自分のことを優先にしてはいけない
という前提を持っていた。これをやめて、本当はどうなりたいのか?
子どもがいても、行動が制限されなかったり、自由だなと感じられると良いわけです。
だったら、新しい前提を
子どもがいても行動が制限されない
親が好きなことをしていても子どもは大丈夫
にしたら良いんです。
その前提だったら、どういう行動を取るのか?出てきた行動をして、
前提を定着させるんです。
私がしたのは、
・行きたい予定をスケジュールに先に入れる
・赤ちゃんと一緒に外食をしてみる
・参加予定の講座に、子連れOKか聞いてみる
・助っ人を頼む(義理母・義理弟)
などです。新しい前提でたくさん行動して、自分の”当たり前”を書き換えちゃいましょう。
定着するまで、何度も何度もやってみるんです。
戻ってしまうこともありますが、そうしたらまた見直して、前提に戻ればいいだけです。