乳がんと診断されて
それを誰かに伝えることを
すごく躊躇していた。
まるで自分が欠陥品にでもなったかのよう…(ToT)
もう完璧な自分じゃないんだって、
健康だけは自信があったのに…
ある日突然、
「完璧な自分」が壊され、
今は、「完璧になれない自分」を
受け入れている。
この「完璧ではない自分」は、なんて楽なんだろう、とさえ
この頃は、そう思う時がある。
自分を受け入れたら、
乳がん患者であることを伝えることが、
楽になった。
病気は、
私にとっての宿命だと思っている。
自分の可能性をめいいっぱい引き出してくれて、
自分の弱さを認め、誰かに甘えることを教えてくれるのが、乳がん。
だから、愛おしい…と思う。
明るく堂々と生きたらいいのだ。
それが、誰かの勇気となるのだから。
今日も最後まで読んでくれて、
ありがとう。