今日は病院での検査がありました。

 

以前から、ちょっと気になっていたこと。

 

 

 

念のための検査なんだけど…

 

やっぱり少し不安になるもので…

 

 

 

そんなとき

 

決まって母から

 

連絡があります。

 

 

 

 

母は、勘が鋭いの(^_^;)

 

 

 

何にも伝えてないのに

 

「たまには週末に美味しいものでも食べに行こう」って

 

そう電話をくれて…

 

 

 

だから

 

検査のこともちゃんと伝えました。

 

 

 

そうしたら

 

「検査して、なーんにもなかったら安心するじゃない?」

 

「早く行って安心しなさい」

 

って、いつもの調子でそう言ってくれました。

 

 

 

母はね

 

隠し事が苦手だし

 

悪い勘が働いていたらそれを隠すのも下手なので

 

それがたとえ電話の向こうでも

 

母の嘘は私にだって分かるのです。

 

 

 

 

だから

 

いつもと変わらない声でそう言ってくれると

 

大丈夫なんだって

 

とっても安心するんです。

 

 

 

私が幼い頃は

 

父からの家庭内暴力から

 

度々家出を繰り返していた母

 

 

 

私はそんな母をずっと恨んでいました。

 

 

 

ずっと、愛されていないと思っていたし

 

ずっと、1番大切な人は私から去ってしまうのだと思っていたし

 

大人になっても

 

幼い頃の経験から

 

心が解放されることはありませんでした。

 

 

 

でも、やっぱり

 

こんな時には

 

母の「大丈夫!」の声が聞きたくなってしまうもの。

 

 

 

母に甘えたい

 

思いっきり甘えたい、と

 

この年齢になって

 

素直にそう思うのです。

 

 

 

どこかでね

 

心がずっとずっと

 

求めていたんだって

 

なんか、このことを知るために

 

検査を受けることになったんじゃないかって…

 

 

 

そんなふうにさえ、感じてしまうのです。

 

 

 

私はいま

 

心にずっと抑えていた感情を感じることができて

 

なんだか不思議なくらいとっても安心しています。

 

 

 

 

今日も最後まで読んでくれて

ありがとう。