らんです。
長女の卒業式は
とても寒い日でした。
保護者の席はすでに決まっていて
私の席は
換気のため開いていたドアの真横。
防寒着着用OKだったので
コート羽織って
お腹と背中にカイロ貼って。
そこまでしても
凍えました
あまりの寒さに
からだが
きゅ~っと縮こまってたからか
その後数日は
疲れ眠けに取り憑かれてました
体育館って
なんであんなに寒いんだろう
やっとで週末。
ようやくゆっくりしてます。
今日は
卒業式の後に行われた
最後のホームルームでのお話を
聞いてください。
生徒1人1人が
前に出て挨拶をしました。
1人の男子生徒が
「僕は学校休んでばかりで、みなさんに迷惑をかけました。休んで、たくさん悩んでました。悩んでいても、時間は過ぎていくだけです。僕が言うのもなんですが、…皆さん、悩んでばかりじゃなくて、前に進みましょう」
とつとつと、そう話しました。
欠席が多くて
迷惑をかけたと思っていても
自分の経験や気持ちを
最後に
自分の言葉で
クラスメイトに伝えられたのは
すごいなと思いました。
クラスの子たちの拍手は
他の子たちの話よりも
長く続いていたようでした。
そして
担任の先生から
最後のお話が。
「話すこと、いっぱい考えてきたんだけど…」
先生は
生徒に伝える言葉を選びながら
話し出しました。
私も本当に悩むタチで。
自分から悩みを見つけ出してきては
いつも悩んでいるという感じです。
皆さんもこれから先
悩むことがあると思います。
その悩みを
乗り越えていければ
それが一番いいんだろうけど
乗り越えられないときは
じっと耐えていてください。
そうすれば
いつか悩みは小さくなります。
何年か経って
悩みが少しずつ小さくなれば
また前に進むこともできるから。
先生のこの言葉に
ちょっとうるっときました。
この先生は
若くて美人で
性格もいい。
落ち着いていて
生徒1人1人のことを
気にかけてくれている。
そんな先生が
悩んでばかりだと言うことに
ちょっと驚きました。
と同時に
悩んで悩んで悩んでいるから
生徒の立場や気持ちにも
共感して
生徒のために行動できる
そんな先生であったんだなぁと
納得しました。
高校を卒業して
進学、就職の道を進み
社会人になるということは
生易しいことではない。
どこかで
いばらの道を進むことは
必ずある。
そんなとき
乗り越えろ!
あなた達ならできる!
先生は信じてる!
って根性論を引っ提げる先生
じゃなくてよかった。
どこまでも逃げていいんですよ
って無責任に
後ろ向きを勧める先生
じゃなくてよかった。
壁にぶつかったとき
じっと立ち止まってていいんだよ
そうすれば
道が開けることもあるよ、と
次に進むために
エネルギーの使い所を
考えることを
選択肢の1つとして
伝えてくれる先生でよかった。
生徒さんたちは
「このクラスでよかったです」
と言ってる子が多かった。
本当にそうだなと思いました。
長女は
じゃんけんやくじは弱いけど
いい先生や
いいクラスメイトに巡りあえる運は
あるようです
ブログをたずねてくださった皆様
ありがとうございます。
それではまた