こんにちは。

らんです。





第一志望だった国立大学の試験で


やらかしてしまった長女。



不合格だった場合


道は2つ。


① すでに合格をもらっている隣県の私立大学(自宅から通う)


②県外の国立大学(後期試験で合格した場合。一人暮らし)



前期試験が終わったその日に


気持ちを切り替えて


後期試験大学の赤本を買ってきた。


でも


①と②、どちらにしようか


悩んでいるらしい。



長女が学びたい学科では


国立大学の場合


半数以上が大学院に進学する。


その方が


就職には有利らしい。



第一志望だった地元の大学なら


大学院までの6年間


なんとか学費を工面できる。


でも


県外で一人暮らしをするなら


学費生活費を工面できるのは


学部生の4年間まで。


なので


もし


一人暮らしかつ


大学院に進むのであれば


奨学金制度を利用して


大学院卒業後


自分で還してね。


長女には


そう説明してあります。



長女は


国公立大学を目指して


今まで勉強してきたから


後期試験で合格して


国立大学に進みたい気持ちはある。



でも


学費の問題が立ち塞がる。


あとは


就職問題。


地元で就職したいなら


①の隣県の私立大学の方が


おそらく有利なのでは?



どうしよう?どうしよう?


と悩んでます汗うさぎ



長男の高校受験のとき


カウンセラーさんから


『親は、情報を調べたり手続きしたりとサポートをするだけで、最終的に決めるのは子どもです』


と何度も言われてきた。


それを踏まえて


長女には


「お父さんとお母さんは、お金の面でどこまでなら援助できるということは事実として伝える。それ以外のああしたら?こうしたら?っていうのは、あくまでお父さんお母さんが自分の価値観で思ったことを言ってるだけ。それに対して、いや、自分はこう思うってことがあるだろうから、そっちを大事にしていいんだよ。親がこっちを望んでいるかもとか、そんな理由で進路を選ぶ必要ないからね」


と伝えました。



そして昨夜


部屋から降りてきた長女は


「今、思ってることなんだけど…」


と前置きすると


「後期試験に合格したとして、一人暮らしするって考えたら、やっぱりまだ、お母さん達と離れるのはさみしい」


と言って


ポロポロと涙をこぼしました。



だんなと私


びっくりびっくり



長女は昔から


人に弱味を見せない。


繊細な部分はあるけど


それを人前で見せることはなく


いつも明るく元気なイメージ。



そんな長女が


ド直球で『さみしい』と言い


涙を見せた。



そりゃあ


私も泣くよね。


「…あんた、なに、かわいらしいこと言うの泣


本当は


ぎゅうっと抱き締めたかったけど


18歳の娘にそこまではできず


頭をそっとなでました。


だんなは


「なに2人して泣いてんの💦」


とあたふた。



長女は


泣きながら照れ笑いして


「今の気持ちとしては、そう思うってだけだからね」


と言いました。


「うん、わかったよ。今んとこの気持ちなんやね」


「4年間家から私立大学通って、どうしても大学院に進みたかったら、勉強して、違う大学の院に行くこともできるから。4年経って大人になったら、早く家から出たいって思うかもしれないし」


「お母さんも一人暮らしするとき、同じように思ったよ。引っ越し終わって、おばあちゃんが帰るとき、さみしくてさみしくて仕方がなかった。でも、どんなにさみしくても、そのうち慣れるもんだけどね」


動揺した私とだんな


ぺらぺらしゃべる(笑)



うん、うん、とひと通り聞いて


長女は部屋に戻りました。



「…びっくりやね」


「…うん、めずらしい」


「…よっぽどやったんやろうか」


「…そうだね」


だんなとボソボソと話す。




長女がそんな風に


私たちと過ごす時間を


大切な時間だと感じてくれてたなら


とてもうれしい。



でも


子どもはいつか旅立っていく。


大丈夫だよって


そっと背中を押してあげること。


それも


親ができること。



でも


それは今でなくてもいいのかな?


コロナが今後どうなるか


不安定なこの時期


あえて


一人暮らしさせる必要は


ないのかな?



でも


そんなこと言ってると


長女の自立を妨げてしまうのかな?



それに


もしかしたら


長女が県外で一人暮らししたら


さみしいと思う私の気持ちや


お金の面での私の不安を


無意識に感じ取っちゃったのかも。


それなら


長女の正常な判断ではない。




どうするのがいいのか。


ぐるぐると思考が巡る。



こういうときは


原点に還る。


長女に決めてもらえばいい。



今朝


長女に


「昨日のことだけど」


と声をかけました。


「前期試験でやらかしちゃって、それで今は精神的に不安になってるだけかもしれないよ。まだ決めるまでに時間はあるから、落ち着いてから考えたら?自分の将来のことだから、じっくり悩むといいよ」


と伝えました。


長女は


「私、なんで国公立大学にこだわってたかと言うと、その方がお金がかからないと思ってたから。一人暮らしのお金まで考えたら、私立大学の方が安いなら、そっちの方がいいかも」


と言いました。




お金の面で


子どもの将来に


ある程度制限をつけてしまうこと。


以前はそこに


モヤモヤしてました。


でも今は


親ができる範囲で


子どもに教育を受けさせること。


それで十分だと思ってます。


その範囲内で


子どもが


自分はどうしたいのか


なにを望んでいるのか


悩んで悩んで


最終的に


自分で決めること。


それ以上学びたかったら


自分の力でなんとかすること。


それは


大学で学ぶことと同じくらい


大事なことだと思う。



私たち親は


その邪魔をしない。


そう自分に言い聞かせました。




まだ


前期試験の結果は出てない。


後期試験の倍率も


5倍以上あって


合格できるかどうかわからない。


最終的には


私立大学1択になるかも💦


それでも


今回


長女が


自分のいろんな気持ちと


向き合うことになったのは


貴重な経験だなぁと思いました。






ブログをたずねてくださった皆様

ありがとうございます。


それではまた照れ