こんにちは。


らんです。





アラフィフと呼ばれる年齢になり


そろそろ閉経のお年頃。


子宮筋腫があるので


過多月経に悩まされることはあったけど


ここ数ヵ月は


経血量少なめ


数日で終わるなど


ようやく終息を迎えた


…かと思いきや。


人生最大の生理痛がやってきて


人生最大の経血量。


最後に


ビッグウエーブがやってきた。



下腹部の痛みが半端なくて


立っていられない。


あまりに痛いので


力任せにお腹をぎゅうぎゅう押す。


そうすると多少楽になる。


だんだん力がなくなってきて


だんなにお願いする。



「もう少し下の方」


「指じゃなくて手のひらで押して」


私の細かい要求に


「めんどくさいなぁえー


と言いながらも


マッサージしてくれるだんな。



子ども達が産まれるとき


陣痛で苦しんでる私の腰を


せっせせっせと


さすってくれたときのことを


思い出しました。



やっとでちょっと落ち着いて。


それでも


お腹から下、膝くらいまでが


だるくて仕方がない。


市販の痛み止めを飲んでも


気持ち治まったかな?程度。



次の日


今度は経血量が半端ない。


あ、来た!


と思った頃にはもう遅い。


その1回の量がすさまじいので


毎回トイレに駆け込む。


いつ来るかわからないから


座るところにはタオルを敷いて。



とても仕事どころじゃなく


パートお休みしました。


何度もトイレに駆け込むから


おちおち寝てもいられない。



こんなに血液失って大丈夫なの?


1時間ごとに


ずっしりとしたパットを交換して


生々しい表現ごめんなさい。


さすがに心配になり


かかりつけの婦人科に電話しました。


「これまでにないくらいの生理痛で、経血の量もかなりひどいんですが」


「生理中は診察できません。痛み止めを処方することはできますが」


そ、そうなの?


ネットで調べたら


普段と違う痛みや経血量の場合


出血があっても診察できるって


書いてあったけど。


病院によりけりなの?



夏に


子宮頚がん検診と


子宮筋腫の診察してもらったばかり。


変な病気ということもないのかな。



痛み止めをもらうためだけに


身支度整える気にはなれず


仕方なく家で安静にしてました。



2日間


からだ中の血液出し尽くして


吸血鬼でさえ吸えないほど


からっからになったのか


ようやくおさまってきました。



もうトイレに駆け込まなくていい。


ほっとして


テレビを見始めたけど


今度は頭がぼーっとして


内容がまったく入ってこない。


あれ?


どうした、私?



もしかして貧血?


頭まで痛くなってきた。


もう勘弁してくださいチーン




そんな中


迎えた結婚記念日。


ぼーっとした状態で


買ってきたお米を米びつに移したら


ざーっとこぼしてしまった。


やらかした自分に怒る気力もなく


こぼれたお米をだらだらと拾っていたら


部屋から下りてきた長男が


無言のまま


一緒にお米を拾って


米びつを運んでくれた。



や、優しい…お願い


高校生男子。


母親のこと


うっとおしくなる年頃なのに。


なんていい子に育ったんだろう。


たくましさとは真逆のところにいる


もやしっこだけど


この子のいいところを


見つけてくれる運命の人は


どこにいるんだろう?


もしいつか


長男が彼女を連れてくるとしたら


その子は


とても素敵な子にちがいない。


そんなことを考えて


うるっときちゃいました。



受験生の長女は


「なんか手伝おうか?」


と気遣う言葉をかけてくれた。


それだけでもう母は満足だよ。


少しでも勉強してきてちょーだい。



そして夜


仕事から帰ってきただんなが


ケーキの箱を差し出して


「これから1年、またよろしくお願いします」


と言ってくれて。



「こちらこそ~チュー


頭痛かったけど


テンションが


ぎゅい~ん⤴️と爆上がり。



みんなでじゃんけんして


好きなケーキ選んで


交換しながら味わって


これぞ家族団らん照れ


のひとときを過ごしました。





歳を重ねると


からだは衰える。


できなくなることは増えるし


これまでなかった症状に


日々悩まされる。



でもそのかわり


これまで過ごしてきた中で


培ってきた家族の絆


長い年月をかけて


作り上げてきた大切なものが


私にはある。



家族がばらばらになりそうなとき


そこで投げ出さず


だんなや子ども達と


これからも一緒にいたいと願い


集中してやってきたから


今こうして


穏やかな気持ちで


同じ時間を過ごすことができる。




歳をとるということは


私にとって


悲しいことではない。



私はまだなにも為してない


ただ流されるように生きてきて


失ったものばかり。


そう思ってたけど。



流されるように生きてきたようで


失ったものばかりのようで


気づけば


得たものもたくさんある。



これからも


こんな風に


歳を重ねていけたらいいな。






ブログをたずねてくださった皆様

ありがとうございます。


それではまた照れ