らんです。
先日
手に火傷をしちゃいました。
お昼過ぎにパートから帰ってきて
ごはん食べようと
スパゲティのレトルトソースを温めて
パウチフィルムを開けたら
うまく開かなくて
中のソースをぶちまけてしまいました。
あっちぃ~
ってなったときに
すぐに手を冷やせばよかったんだけど
ぶちまけたソースが気になって
そっちの片付けをしてる間に
みるみる赤くなってきて
ヒリヒリヒリヒリ。
…はっ、しまった!
って水で冷やしたときには
時すでに遅し。
広範囲に真っ赤になっていました。
すぐにオロナインを塗って
保冷剤で冷やしました。
冷やしながら
あまり味のしないスパゲティを食べて
整体院の予約時間ギリギリだったので
保冷剤持ったまま慌てて出かけました。
先生に
かくかくしかじかで
手を冷やしながら
治療受けさせてくださいとお願いしたら
「お湯を体に被っただけでも
皮膚がただれることあるので
すぐに冷やしてくださいね。」
と言われました。
冷やすときは
保冷剤では凍傷になることもあるので
氷水の方がいいそうです。
そう言えば大学生のとき
実験中に
130度のオイルバスを使ってて
反応装置を取り出すとき
軍手越しに油が染みてきて
めちゃくちゃ熱かったけど
ここで手を離したら
数日かけた実験が台無しになってしまう。
その意識が強く働いてしまって
痛みを堪えて
フラスコを安全な場所に置いてから
慌てて手を洗いました。
でも
すぐに冷やさなかったのと
神経過敏な指先だったのとで
泣きたいくらい痛い。
夜遅かったから医務室は開いてなくて
友だちが持ってきてくれた氷で
ずっと冷やしてました。
その夜はずっと痛かったけど
いつの間にか眠りについていて
朝起きたら痛みは治まってました。
結局
ただ冷やしただけで
薬も塗らずにその後完治。
その話を先生にしたら
「普通は我慢できないですよ。
皮膚の再生能力が異常に高いんでは。
特異体質ですね。
でも火傷したら病院行ってくださいね。」
と言われました。
火傷って
そんな大事だと思ってなかったから
全身に油がかかったとかでなければ
病院に行くなんて発想が
ありませんでした。
スパゲティソースにやられた次の日
痛みは無くなったので
先生の言葉を真に受けて
さすが再生能力の高い女、フッ
と悦に入っていたら
夜になって水ぶくれができてきました。
赤みもはっきりしてきた。
…あれ?
再生能力が高いと言うより
反応が鈍い女(笑)?
そもそも
水ぶくれって潰した方がよかったっけ?
ググってみたら
『水ぶくれの液体の中には傷を修復するはたらきを保つ成分が入っているほか、水ぶくれがあることによって傷に細菌などが入ることを防ぐ効果が期待できる』
そうです。
水ぶくれは
自然治癒力のなせる技なんだー
そして火傷をしたら
すぐに冷やす
市販薬は塗らずにすぐに皮膚科に行く
という対処法が書かれてました。
市販薬を塗ると
火傷の度合いがわからなくなるためだそう。
それでもやっぱり病院行くのは気が引ける。
痛みも治まってるし…
でもこのままにしとくと
せっかくできた水ぶくれが潰れちゃいそう。
100均で
ハイドロコロイド絆創膏を買ってきました。
特大サイズをベタンと貼って
様子を見てます。
少なくとも
どこかに水ぶくれ擦って
ぎゃあ~ってならない安心感はある。
この絆創膏は透明なので
水ぶくれがよく見える。
じっと見ていたら
不思議な気持ちになりました。
今
私の細胞たちが緊急召集かけて
皮膚を元に戻そうと
この火傷の場所に集まってきている。
皮膚細胞を再生する栄養を運び
弱った細胞に襲いかかる菌と戦い。
指揮を取っているのは誰なんだろう?
この火傷にはこのお薬が効くよって
細胞たちが判断して
お薬を作って運んで
連携プレーで働いてる。
目で見ることはできないけど
この絆創膏の中では
目まぐるしい動きがあるんだろうなぁ。
私のからだの中に
私のからだのことを知り尽くした
優秀なお医者さんがいるみたい。
これまでも
ずっとこうして
私を生かしてくれてたんだなぁ。
そしてこれからも
私が望む望まないに関わらず
心臓が止まるそのときまで
私を生かす方向で
動いてくれるんだなぁ。
「俺は俺の任務を全うする!」
たくさんの細胞組織が
煉獄さんのように
熱い志で働いてくれるんだなぁ。
…煉獄さんが
私のからだの中にうじゃうじゃ(笑)
あまり負担をかけないためにも
これからは
火傷したら真っ先に冷やす❗
そこは反省して次に活かす。
私にできることはそれくらい。
ブログをたずねてくださった皆さま
ありがとうございます。
それではまた