こんにちは。

らんです。




ファミマで買ったスイーツどうぞ❤


周りのフィルムを取り外すと

クリームソースがとろ~り🎵


中には苺の果肉🍓が入ってて

とろ~りソースたっぷり。

それはそれは美味しくて

幸せなひとときでした(*´∀`*)



 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


さて、本題です。


私立の入試、親子面接まであと1週間。

中学校では面接の練習が行われてます。


今年は

私立高校の学費補助に上乗せがあり

コロナも影響しているのか

私立高校を単願で受ける生徒が

例年より増えているらしいです。


推薦入試を受ける生徒も多く

面接練習は集団で行うことになりました。


とは言え

うちの長男は他の生徒と一緒になんて

まず無理な話。

先生方もそこは理解してくれていて

長男は1人で面接練習。

そのように配慮してくれました。



初日は

担任の先生との練習。

全く準備してなくて

・自分のことを『私』

・高校のことを『貴校』

・おじぎと同時に話してはいけない…等

細かいマナーを教えてもらったら

全く言葉が出てこなくなったそうです。

「いつもの話し言葉でいいから。」

と言われてやっとで答えたけど

本人曰くボロボロだったそうです。


完璧主義な長男

きちんと話すことに意識を取られて

頭が真っ白になってしまったみたい。


帰ってきて

「別に『僕』でもよくない?」

と聞かれて

「言葉が出てこなくなるくらいなら
    自分の言葉で話した方がいいから
    どうしても出てこなくなったら
    それでもいいんじゃない?」

と言っておきました。



そして2回目の練習日。

指定された教室に行って

戸を開けてビックリ!

個人練習と聞いていたのに

なぜか数人の生徒が

すでに座って待機していたそうです。

しかもそのうちの2人はクラスメイト。


「話が違うじゃねーか…ガーン

そう思ったけど帰ることもできず。

仕方なく集団の面接練習に臨みました。


この日の先生は

強面で静かに話すタイプ。

先生が怖かったのか

他にも生徒がいたからか

長男は座っているだけで

体がぶるぶる震えてきたそうです。

なんとか止めよう止めようと思っても

震えはひどくなるばかり。


それでも

質問にはどうにか全て答えられたそう。


「俺があまりに震えてるから
    先生手加減してくれたのかも。
    他の子にはダメ出ししてたけど
    俺が答えてるときだけうなずいて
  『うん、いいよ。』って言ってた。」

帰ってきてそう話す長男に

成長を感じました。


「震えるほど緊張してたのに
    質問に答えられたなんてすごい!
    当日緊張したとしても
    乗り越えられそうだね。」

と伝えました。


昔から吃音があって

人前で話すことを苦手としていた長男。

ましてこのときは

これまでずっと教室に入れなかったのに

突然クラスメイトと同席しての面接練習。

緊張するのは当たり前。


そんな状況下で

つまりながらでも質問に答えてきた。

よくできたなぁとびっくりしましたびっくり



3回目の面接練習は

先生は代わったものの

生徒は同じメンバーで集団練習。

このときはもう震えなかったそうです。



決して

模範的な回答ができたわけではないし

2回目は

先生が配慮してくれたのかもしれない。

それでも

これは長男にとって大きな成功体験。



実は私も

1週間前だというのに

あまり緊張してません。


私がメインではないし

だんなも一緒だからというのもあるけど。


以前の私なら

人見知り全開で

何週間も前から緊張して

普段の生活でも

そのことしか考えられなかった。


だけど今回は

自分でもびっくりなほどの平常心。


なんでかなと考えたら

これまであちこち高校見学行って

先生方とたくさんお話してきたから。

中学校の先生とも

何度も話し合いの場を設けてもらって

言いにくいことでも伝えてきたから。


長男も

高校見学会では

先生に質問とかしてたから。

中学校の先生にも

自分はどうしたいのか

その都度ちゃんと伝えてきたから。


長男も私も

場慣れしたんだろうなぁ。



不登校だったから

こんなにもあちこち高校見学行って

色んなタイプの先生方とお話できた。

中学校の先生に

自分の気持ちを話す機会がもてた。

これは不登校だったから経験できたこと。


そう考えると

不登校だから

他の子と同じようにできないからと言って

成長できないなんてことはないんだな。

そう思いました。



そして

心が傷ついた子どもに

無理をさせないよう守ることも大事だけど

多少のストレスを経験させることも大事。


どちらも経験させることで

その子の選択肢が増えていく。


選択肢が増えれば

どちらを選択しても

自分は大丈夫だと安心できる。

安心できれば余裕ができる。


これはなにも子どもに限った話ではなく

大人でもきっと一生当てはまること。


社会に出て生活していくためには

やりたくないこと

でもやらないわけにはいかないことって

必ず出てくる。


そんなとき

「私にはこれしかできない。」

となると

そのやり方では対応できないときに

ストレスが大きくのしかかる。


でも

「これがダメなら次はこれ。」

とできることが増えれば

そんなにストレスにはならない。


ストレスに弱いからと

ストレスを排除する方法ばかりを

選択するのではなく

時には

あえてストレスをかけてみる。


そうすることで少しずつ

ストレスに慣れていくんだろうなぁ。




こんな風に言えるのは

長男も私も

心の悲しみ苦しみから立ち直ってきたから。


2年前の私たちに

同じようなストレスがかかっていたら

きっと潰れてしまってた。


と言うことは

ストレスから逃げて

悩みあがいていた日々でさえも

私たちを成長させていた。

あの日々があったから

それでも前を向こうと思えた。


経験すること全ては

1つも無駄ではなくて

そのときはわからなくても

後になって

「あの出来事のおかげだな。」

と気づく。



経験は人を成長させる。

そのことがようやく腑に落ちました。




来週はいよいよ

主任先生と校長先生との面接練習。

ラスボス2人を

長男はどう攻略するのか(笑)


・こうげき
・じゅもん
・ぼうぎょ
・とくぎ
・…


戦ってみてヤバかったら

「にげる」も含め

選択肢はいろいろあるからね照れ





ブログをたずねてくださった皆さま
ありがとうございます。

それではまた照れ