こんにちは。

らんです。




昨日

長男と一緒に

塾で行われる入試対策講座に行きました。

今回は

いつもの塾長先生じゃなくて

初めてお目にかかる先生。




高校ごとの合格ボーダーラインや

教科ごとの出題傾向なんかの説明。



「今年はコロナの影響で
    入試に対する不安が大きいだろうけど
    塾でしっかり授業を受けていれば
    なにも心配はないです。」



先生の熱量のこもった説明

受験生への鼓舞を聞きながら

長男をこの場に連れてきたことを

後悔していました。


パソコンでの学習は続けているものの

塾の授業には出れていない。

学校が始まってからは

勉強もあまり手についてないみたい。


私でさえ

聞いていて苦しくなるのに

長男は

どんな気持ちで

この説明を聞いてるんだろう。


親子で参加と言われていたけど

長男は具合が悪いとかなんとか言って

私だけ出席して

必要な情報だけを

後で長男に伝えればよかった。



時間にして1時間30分。

受験生に対する

塾の先生の熱い気持ちは

長男と私には

どこか場違いな所に来てしまったような

苦痛な時間となりました。



横目で長男の様子を気にしていると

「…眠たい。」

とぼそっと呟いて

しばらくすると

頭がゆらゆら揺れだしました。



適応教室の先生の話では

長男は

人よりも刺激を受けやすい体質で。

話をしていて疲れてくると

先生の身ぶり手振りに

過剰に反応するらしく

その反応が現れたら

話を止めるようにしてくれているらしい。



塾の先生の大きな声

熱量のこもった話し方は

それだけで

長男にはストレスとなってしまったのかも。



途中で席を外すことも

長男にとってはストレスになるので

最後までなんとか座っていました。




帰りの車の中で

「眠たいのに最後まで座ってられたね。
    よくがんばってたね。」

と長男をねぎらって

昔、塾の帰りにたまにやっていたように

コンビニで夜食のファミチキを買いました。



いつもは

夜8時以降は食べないようにしてるけど

今回は私も

自分にごほうびのスイーツを買いました。




家に帰って

お風呂に入って考えてたら

悲しくなってきました。




適応教室の先生の話では

長男は

中学校生活になにも期待してない。

高校は中学校の延長。

でも大学はそうじゃない。

大学に行くことに希望を持っていて

それが長男のエネルギーになっている。




そうであるならば

長男には

大学に行って楽しんでもらいたいと思う。


進学を目指せる公立私立の高校に行くには

ある程度の学力が必要。

でも今の長男には

学校に行ったり

勉強に力を注げるエネルギーがない。


通信制の高校に行くには

お金が必要。

でも長女のこともあるし

どこまで援助してあげられるのか。


結局また

思考が堂々めぐりをする。



夢をあきらめてほしくないけど

エネルギー不足の長男に

夢のために今はとにかくがんばれって

背中を押すことはできない。




こんなに悲しくなってしまったのは

もしかして

心のどこかで期待していたのかも。


塾の先生の話を聞いて

受験のために

もうがんばるしかないと

長男がやる気になってくれることを。


でも実際は

やる気どころか

先生の熱量を受け止めるだけの

エネルギーすらまだない。





人と比べない。

あせらない。

そう心に決めたはずなのに

まだまだ覚悟が足りない。




この感情は

自己否定からくる悲しみなのか。

もうどっちでもいいや。



自己否定は

溜め込まないでどんどん出していいと

自己肯定感の師匠が言っていたので(笑)

思いっきり出すことにしました。




とにかく気がすむまで凹むと決めて

めいっぱい泣きました。







ブログをたずねてくださった皆さま
ありがとうございます。

それではまた照れ