こんにちは。

らんです。




長男の不登校が始まった頃。

私は完全に混乱していました。


なんで?

なんでうちの子、学校行けなくなってるの?

どうしたらいい?

何日も学校休んじゃったら、勉強遅れちゃうでしょ?

子供が不登校なんて、母親の育て方が悪いって思われるかもしれない。



当初は、そんな私の不安を。

学校に行けなくて、すでに不安でいっぱいの長男に。

ぶつけてしまっていました。



がんばって行っておいでよ。

相手はからかってるだけかもよ。

勉強遅れたら、行きたい高校行けなくなっちゃうよ。



…いやいや。

がんばっても行けないから、学校休んでいるわけで。

からかわれてるだけって思えないから、相手から逃げてるわけで。

勉強遅れるかもしれないってことは、本人が一番心配しているわけで。



そりゃあ、ますます学校行けなくなるよね。

学校でストレスにさらされ。

家でもストレスにさらされれば。

エネルギーが、どんどん消費されてしまうから。



わかっていても。

わき上がる不安をどうすることもできず。

一番傷ついているはずの長男に、寄り添うことができなかった。



当時は、すでにぢんさんやナリ君の本を読んでいて。

自分も、相手も、好きなように生きていいと思っていたはずなのに。

そんな思いは。

長男の不登校という出来事を前に、こっぱみじんになってしまいました。



長男が学校に行かないストレス。

長男にプレッシャーをかけてしまう自分に対する嫌悪感。

行き先のわからない真っ暗なトンネルの中で。

こわれてしまいそうでした。



だんなが、子ども達を連れ出してくれた夜に。

湯船で思いっきり泣きました。

子どもみたいに、わんわん声をあげて。


なんでこんなことになるの?

私だって一生懸命やってるのに。

もうどうしたらいいか、わかんないよ。

















あれから10ヶ月が経ちました。


今の私は。

完全にではありませんが。

不登校の長男を受け入れることができました。

不登校児の母である自分のことも。


偶然か、必然か。

私が受け入れられるようになったら。

長男も少しずつ学校に行けるようになりました。


ここまでの道のりには。

たくさんの人たちのサポートがありました。


カウンセリングを毎回一緒に受けてくれるだんな。

ずっと話を聞いてくれる母。

夕方登校でも迎えてくれる担任の先生。

長男と私の気持ちを受け止めてくれるカウンセラーの先生。

長男が顔を出せなくても、何度も訪ねてきてくれる友達。

よかったら遊びに来てって誘ってくれるお母さん達。

心が折れそうなときに支えてくれる、ぢんさんやナリ君のブログ。


こんなにたくさんの人たちに支えられて。

やっと、前を向くことができました。




今回のことで。

私の最低な部分を知りました。

自分の不安をおさえられずに。

傷ついている子どもに寄り添えない。

弱い私。




でも。

こんな弱い私でも。

ちゃんと支えてくれる人たちがたくさんいた。

こんな最低な私でも。

大丈夫なんだと気づかせてくれた。

そしたら。

少しずつ落ち着くことができて。

長男の気持ちに寄り添うことができるようになった。




弱い長男と弱い私。

似た者同士。


これからも周りの人たちに助けてもらって。

このまんまの私たちで。

大丈夫。





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それではまた照れ