こんばんは~
マレーシア・シンガポールの旅の記事
楽しみにしてくださっていた皆さま、お待たせしました
また今日からボチボチ書いていこうと思います。
どうぞ、お付き合いよろしくお願いしますm(_ _ )m
前回は、ホテルからの夜景を見ていただきましたが、
日が変わって、旅行3日目に突入です
またまた母と私は、まだ外が薄暗いうち(5時前)に目が覚めました
少し、旅の疲れが出てきたのか、起き上がるわけでもなく、
気持ちの良いベッドの中でウダウダしていました
ところが、次の瞬間、
ジリリリリ~~~~ン
けたたましい非常ベルの音が、響き渡りました
え なになに
火事
母と私、ベッドから飛び起きました
: 誤報じゃないの
: そう言えば・・・、
昨晩、少しだけ外に出た時に、ホテル前に消防車がいたね
: もしかして、ボヤ騒ぎでもあって待機してたのかな
パジャマのまま、カードキーを持って廊下に出てみました
廊下には誰も出ていません。
その間もずっ~と、
ジリリリリ~~~~ン
誤報ならすぐに鳴り止んでもいいはずなのに・・・
さすがに、隣の部屋に泊まっていた同じツアーの母娘も廊下に出てきました。
: 全く、鳴り止みませんね
アナウンスも何も無いし
娘さんが、添乗員さんの部屋に電話してくれるというので、
娘さんだけ、一旦、部屋に戻りました。
娘さんを待っている間も、しつこいくらいに、
ジリリリリ~~~~ン
『こんなに鳴り止まないのは、ただ事ではないよ』
『とにかく貴重品とパスポートだけ持って、逃げる準備をしなさい』と、
母はかなり動揺していました。
母が、まず一番に頭をよぎったのが、
ホテルニュージャパン火災だったようです
『自分はどうなってもいいけど、3人も子どもがいる私に
万が一のことがあったら大変なことになる』と思ったらしく、
この時の慌てようといったら、尋常ではありませんでした。
この時の私は、少し不安な気持ちもありましたが、
大阪に住んでいると、近隣のマンションなどから非常ベルの誤報を
聞くことが時々あるので、慣れているというのも変ですが、
『この非常ベルもどうなんだろう』と半信半疑な気持ちでした。
それよりも、母が動揺する姿を見て、
急に心臓発作でも起こすんじゃないかと、そちらの方が心配でした。
しばらくして、隣の部屋の娘さんが出てきました。
『添乗員さんがフロントに確認してくれました。どうやら、誤報らしいです。』
そのわりには、まだ
ジリリリリ~~~~ン
母は、まだ信じられない様子
『誤報とか言っているけど、ホテルが何か隠しているんじゃない』
(↑あくまでも動揺した母の思いであり、事実無根です。あしからず。)
それから、しばらくして
ジリン
と、鳴り止みました
母は、その後もしばらく不安そうでしたが、
窓の外が少しずつ明るくなるにつれ、気持ちも落ち着いていきました。
荷物を整理してから、ホテル内のレストランへ。
フロントも、レストランの従業員も、みんな何事もなかったかのように、
平然と仕事をこなしていました。
『本当に何だったんだろう』という思いのまま、朝ごはん
バイキング
写真は撮ってたみたいだけど、盛り方、ぐちゃぐちゃ
その辺にあった食べ物を、全部上に積み重ねてる~~
ゆで卵の上に、春巻き、トマト、キュウリ、チーズ。
わっチーズの下敷きになっているのは、ソーセージ
この時、私、まだ動揺してたんだろうなあ~
会話の内容は忘れてしまったけど、きっと
『何事もなくて良かった』と言いながら、食べてたんだと思います。
その後、無事にホテルをチェックアウト
添乗員さんに、
『あの非常ベル、一体何だったんですかね』と聞いてみると・・・、
『あの後、もう一度フロントに確認してみました!』
『どなたかの部屋の目覚まし時計が鳴っていたみたいですよ。』
『え~ 目覚まし時計
』
『いくらなんでも非常ベルと目覚まし時計の音を間違わないでしょ。』
『あの音が、目覚まし時計のはずがないよ~~』
こんなこと、添乗員さんに言っても仕方がないでよね。
結局、真相は分からずじまいでした・・・
海外で驚きの朝を迎えた私たちでしたが、気を取り直してホテルを後にしました。
この続きはまた次回。次はマラッカ観光です。
お楽しみに~~