中学生の長男ですが、小学5年生の頃から時々『足
が痛い』と
言っていました。この頃から急激に背が伸びていたので、それで
痛くなり、何れは自然治癒するものだと思っていました。
私の弟たちも昔、そんなことを言っていましたが、実際成長が
落ち着くと、治っていました。
毎日、痛がっているわけでもなく時々だったので、あまり気にして
いなかったというのが、正直なところです・・・
そのため、時々『足が痛い』と言う長男に、体育会系のパパと私は
『気合じゃ~、気合が足らんねん』と言っていました。
ところがいつまで経っても、足の痛みが治りません。
さすがに心配になり、病院に行きました。
診断結果は
『オスグット・シュラッター病』
まだ軟骨の部分が多くて弱いため、運動により繰り返し引っ張られ
ると骨や軟骨の一部が剥がれます。これが、オスグッド病。
初期なら短期間スポーツ活動を一部制限するだけで治りますが、
症状が進むと一定期間局所の安静が必要。
さらに進むと装具療法や、時には手術が必要。
放置すると疼痛が成長終了後にも残ることがあるそうです。
『オスグット何それ
』と思いましたが、周囲の人に聞いてみると、
結構みんな知っていて、『実際にうちの子もそれになってる!』と
言っている人も数人いました。
とくにサッカーをやっている子どもに多いらしく、うちの子も
サッカーを小さい頃からやっていたからでしょうか・・・
もっと早く治療を始めていたら軽くすんだそうですが、長男は
かなり炎症を起こしているそうです・・・。
膝の痛みは骨の成長が完了すると軽減し、将来障害が残り
スポーツに支障をきたすことは、ほとんどないそうですが、
剥離した部分は元には戻らないそうです・・・
『長男よ。ごめんね~。もっと早く対処していればよかった
頑張って治療しようね・・・。』
スポーツをやってるお子さんがいらっしゃる方は、うちの長男の
ように炎症がひどくなる前に、病院を受診させてあげて下さいね。
気合では治らないそうです・・・