たくさんの尊い命が犠牲になった阪神・淡路大震災から、早いもので15年。
私はこの時はまだ、富山の実家にいて4月の結婚式に備えていろいろ
準備をしていた頃でした。
この日は富山でも揺れを感じましたが、被害も無かったのでそのまま、また
眠りにつきました。
それからしばらくして、『すごい地震だったけど、そっちは大丈夫か』と
大阪に住むパパ(この時は婚約者)から電話がきました。
『こっちは大丈夫だけど、そっちはそんなに揺れたの』と聞くと
『家が崩れるかと思った。今も余震が続いている。』と言われ、その時、
ようやくテレビをつけました。
すると阪神高速が横倒しになっている映像が映り、もうビックリ
『こっちよりも関西の方が大変なことになっているよ、阪神高速が横倒しだよ』と
言うと『えっマジで~
』とパパもそこでようやくテレビをつけて周りの様子を
知ったのでした・・・。
この電話を切った後は全く電話が繋がらなくなり、不安だったことを
今でも思い出します。
おかげ様でパパの実家ではテレビも映るくらいなので、ほとんど被害もなく
皆、無事だったのですが、一方で6千人以上の方々が犠牲になったことを
思うと、本当にいたたまれない気持ちになります・・・。
私自身は阪神・淡路大震災を経験しておりませんが、決して他人事では
なさそうです。
大阪市は上町断層といわれる、地震の発生確率が高いとされている活断層が
走っています。
自分自身と守るべき家族の命もかかってますので、日ごろから防災対策を
しなければと、今日一日深く考えることができました。
阪神・淡路大震災で犠牲になられた方々、そしてつい先日、ハイチで起きた
地震で犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。