思えば2年前。
TIFの動画を見て私は衝撃を受けました。
好きなアニメのEDを歌っているももいろクローバーというグループに興味を持って
なんとなく検索した動画。
魂がこもってるライブというのはこういうことだ、と悟りました。
「走れ!」を歌う時の一人一人の表情。
精一杯に踊る姿を見てなぜか泣いている自分がいた。
あのときから、一緒に夢を見ていた紅白にやっと出ることができます。
本当に、本当に自分のことのように嬉しいです。
初めて買ったアイドルのライブDVD。
2010年のクリスマスイヴ。
彼女たちにとって初めての単独ホールコンサート。
白い幕が降りて、日本青年館の1300人のファンを前にして、
思わず涙が出て歌えなくなってしまうれにちゃん。
最年少ながら必死に涙をこらえて歌い続けるあーりん。
自分のすべてをライブにうちこむかなこ。
小さい体で一生懸命踊るももか。
涙目ながらもしっかりと前を、ファンを見て歌うしおりん。
そして、そんなみんなを影から支えるあかりん。
彼女たちじゃなかったらここまで応援できなかった。
彼女たちじゃなかったらここまで一緒にこれなかった。
私がももクロのファンになった少し後に、某mixiニュースであかりんの脱退を知りました。
正直、冗談かと思いました。
冗談ってあってほしいと思いました。
でも、あかりんがもう限界だったということも知りました。
中野数日前に放送された山ちゃんのラジオ、不毛な議論。
あの空へ向かってのファンのみなさんのボイスが本当に印象的でした。
そしてラスト、一人ひとりが「あかりん!」と名前を呼ぶところ。
涙腺崩壊ものでした。もうあの頃は泣いてばっかりだった。
泣く泣く迎えた4月10日。
まだ在宅だった私は、みんなでTwitterのももクロハッシュタグで一緒に
あかりんの卒業を祝ったの。懐かしいなあ。
TLで流れてきた青いサイリウム、すごく綺麗だったなあ…
Zになってから今まで、なんかすごく早かった気がします。
2011年に、「今年来るアイドル」なんて言われていて、
アルバム出したり、zepp3回公演をしたり、
でもそれほど話題にもならずに年末になって。
あー紅白やっぱりむりかなあと思ってたら案の定ダメで。
「このまま出れずに終わるのかな」とか
「やっぱり紅白なんて雲の上の存在だったのかな」なんて思ったりして。
でも、ちゃんと報われたね。
あかりんへ贈る歌の歌詞の一部にある言葉。
「5人で大きな夢を叶えてみせるよ。」
やっと…やっと叶ったね。
頑張ったね。本当に。
私の意見ですが、ももクロの一番の魅力は、なにか困難なことを与えて涙を見せながらボロボロになりながらも乗り越える姿だと思うんです。
全くアイドルの姿じゃないですよね。でもその戦いに行く姿勢がものすごく似合う。
だから、ももクロにはいつも挑戦者でいてほしい。
紅白の向こう側に、なにがあるのかはわからない。
けど、紅白に出場するというグループ結成以来の目標が叶った今、
厳しいことを言うかもしれないけれど、これで満足すべきじゃないですよね。
アイドル戦国時代だってそんなに長く続くわけじゃない。
ももクロ、あの頃はすごかったね。なんて言われる日は来るかもしれない。
でも、今の方がすごいね。って、話題にはならなくとも
ずっとずっとアイドルの最先端、ももクロらしい道を進んでいってほしいと思います。
きっと彼女たちしか分からない苦しみや悔しさもたくさんあったと思います。
でも全部かみしめてここまで続けてきて、特にももかなんて最初の方なんかいろいろ言われて。
はじめに紅白に出場したいと語ったとき、
きっと誰ひとり本当に出ることができるとは思わなかったはずです。
自分たちにとって全然手の届かない場所にあったものが、夢が、
だんだんと近づいていって誰の手も借りずに自分たちだけで叶える。
そんな体験なかなかできませんよね!
ある方が言っていました。
ももクロは、我々が体験できなかった青春をファンとなって一緒に疑似体験できるグループだ、と。
きっと私は何かしたくて、しなきゃって思ってて、でも何もできなくて、
そんな自分のジレンマを彼女たちに託していたんだと思います。
本当に、人間として、とっても尊敬するグループです。
努力して、努力して努力してやっとつかんだ夢は、きっとこれからの糧になる。
たった5人で、しかもまだ高校生ばかりのグループで、
何万もの人々の心を動かすことができるなんて、本当に素晴らしいこと。
zepp3回公演のときにれにちゃんが言ってましたね。
「ももクロは2時間公演を1日3回もやったんだよって、ファンの人に自慢させてあげたい。」
あのとんでもなく全力で踊るれにちゃんがですよ。
倒れてしまうんじゃないかってくらい一曲一曲を踊るれにちゃんがですよ。
もうとっくに私たちの自慢です。誇りです。
こんなに素敵なグループに出会えて、応援できて、本当にわたしは幸せ者だなあと思います。
残念ながら、6人で紅白出場は叶いませんでした。
でも、あかりんがもっと女優として有名になって、
紅白の司会者やら審査員やらで出られるようになるまでももクロも紅白に出続けること。
私は、これこそが紅白の向こう側だと思うんです。
だから、あかりん、きっといつか6人で紅白出ようね。
紅白の向こう側、5人+1人とみんなで見ようね。
P.S.
さっきAE動画みてきました。
もう立ち上がれないくらい泣いてしまいました。
川上さんの涙、ものすごく印象的でした。
結成当時、アイドルの育て方に関して右も左もわからない中、
自分なりに4年以上かけてつくりあげたグループが
立派に育っていくのをみてこらえきれなかったんですね。
わたしもファンでありつつ、親目線で見ているところもどこかあって、
そんな川上さんを見ていて本当に「よかった」「よかったね」しかつぶやけませんでした。
ももクロちゃんと川上さん、本当に素晴らしい関係ですね。
さて、長々とすいませんでした。
紅白が決定したら必ず書こうと思っていたブログです。
自分なりに、今、思っていることを書いたつもり。
いろいろ反論もあるとは思いますが
個人の意見ということでご了承を。
最後に、ももクロちゃん。
紅白出場、本当におめでとうございます。