お久しぶりです。
mixiやtwitterにも書きましたがRaspberryManは解散することになりました。
あとでこっちに詳しく書きますとか言いましたが、もう過ぎたことを振り返ってもしかたがないので.....
理由は再始動するに至って4人の条件がピタリと合わなかったからです。
一番悔しいのは僕たち自身だと思いますが、何度も話し合った結果なので後悔はないです!
今まで僕らのファンでいてくれた皆さん、バンドマンたち、ライブハウスの皆さん、尊敬する先輩方、ほんとうにありがとうございました!
みんな大好き!
こっからは僕個人のお話になりますので、興味のある人だけのぞいていってください。
僕には夢があります。
はい、でましたよ。バンドマン特有の自分語り!笑
小5のときに給食の時間にマリリンマンソンを流したときから、それは始まったんだと思う。
そのすぐあとにGreenDayに出会って自分の音楽の概念みたいなものをぶち壊された!
ロックの衝動というやつだ。
高校時代に地元の友達で洋楽パンクのコピバンを組んだ
へたくそだったけどステージに上がる側の気持ちがこんなにも最高だとは思わなかった。
おれは性格が暗かったため、高校時代はほとんど学校に行った記憶がないのだ。
友達も少なかったしね。
ずっと音楽ばっかきいていた。学校に行けば音楽好きなやつも結構いたけど、あまりかぶることはなかった。
でも洋楽ミクスチャー系好きなやついて、そいつはま学校で会えば話すくらいなやつだったんだけど、MDとか録ってあげたりした。
自分なりのベストのつもりだったんだけど、「リンプしか入ってねーじゃねーか!!」とおこられたw
ちゃんとインソレンスもはいってるわw
そのころおれは邦楽のロックなんてぜんぶぬるいと勝手に勘違いしていたのだが、なんだかマキシマムザホルモンとか言うバンドに衝撃をうけ、ハマっていた
こんなにも自分のコンプレックスを武器にたたかうバンドがいるのかと。
ちょうどDVDを買ったのでさっきの奴と一緒に家で見ることにした。
そしたらそいつに電話がかかってきて、なんかもう一人来ることになった。
そいつは、いや、そいつこそ学校であえば話すくらいの奴で、しかもそいつは早退ばっかするやつだったのでほとんど学校では会うことなかったし、スポーツ万能で友達も多いし、正直来るってなったとき、「お、おお、」みたいな感じで緊張したのだが一緒にDVDをみることになった。
見終わったあと、そいつはうちにあったやっすいベースでローリング10000トンのチョッパーしながら「おれと世界めざそうぜ!」とかぬかしてた。
まあ興奮状態のおれら3にんは文化祭に出ることになった。
ドラムは当時おれがやっていた洋楽コピバンのじもとの友達に頼んだ。
もちろんおれがマキシマムザ亮君をやるつもりでいたのだが、ダイスケはんやる予定のやつがなんか委員会の後ろの席のやつを誘ってつれてきた。
イケメン。しかも超絶。コミュ力MAXの上におまけにひょうきんものと来た。
おれしゃべったことねーんですけどwwwww
なんやかんやで文化祭はおわり、めちゃめちゃ楽しかったのでもう一回くらいライブしてーなーとか思っていたとき地元のライブに誘われた。
ドラムはホルモン好きじゃないから文化祭のみという約束だったのでドラムがいなくなった。
どうせならナヲ姉みたいな女ドラム欲しいよねとか言ってたら。イケメンがいるわとかぬかして嘘だろと思ったらほんとにいたw
スタジオ入ってみたら結構うめーのw
なめててサーセンwww
あれ、なんか全く楽しくなかった高校生活すこし楽しくなってきたぞ?って思った。
それから卒業までして、アホみたいにライブしてなんか高校生のやつらアホみたいにノるようになってきて、女子高生にもキャーキャー言われた笑
主に女子商だったっけ。(そのうちの何人かはその後4年間来てくれた物好き笑)
卒業して仙台に出るようなってもアホみたいにライブした。
その1年後くらいに1人やめちゃったんだ。それでも曲つくってアホみたいにライブしてた。
そう、いつのまにかもう夢が出来ていたんだ。
ホルモンと同じ時期に出会った大好きなバンド、チャットモンチーのライブをzeepに見に行ったとき、2階席のいっちばん最後尾だったのに、ステージにる3人はとても輝いていた。
おれもあそこにいけるかな?このメンバーだったら行けるかも。
信じて疑わなかったんだ。あの日が来るまでは。
全部なくなってしまった。活動を休止してからはおれは何者だったんだっけ。今までやってきたことってなんだっけ。
それと同時におれがちゃんとしなければバンドは復活できないと思った。
曲は作るがメンバーに会えない。唯一石巻にいるメンバーに理不尽にあたりちらした。
こんなおもいするなら音楽なんか最初からやらなければよかった。
それでもギリギリの所でつないでいたのはまた音楽だったのだ。
竹原ピストル、UVERworld、YUKIを聞いて、まだあきらめたくないって思った。
今年に入って、メンバーと徐々に話すことが出来て、またそれぞれの気持ちも聞けた。
4人全員がバンドをやる気持ちは消えてないとおもった。
しかし続ける上での条件がそれぞれあって、それをクリアーして活動できるのはかなり難しいと思った。
そりゃあそうだ。あの日石巻は地獄のようだった。休止中にはいろいろなことに気づかされた。
もう一人の人生単位のことなんだと。
それでも、なんとか4人でやれる方法を探したんだけれど、実現できなかった。
しかし、この数ヶ月で、メンバーと腹を割って話してきていたので、覚悟はできていた。
ない頭振り絞って考えたのだよ。
きっと他の3人も前を向いて歩いていけるに違いないと思う。
だって4年間一緒に過ごしてきて、知ってるもん。やつらのこと。
最後の話し合いのときメンバーの一人が言ったんだ。
『RaspberryManの金庫、亮君使えよ』
そうなんだ、とおれは思った。
おれの夢って自分だけのものじゃないんだ、まだ続いてるよね?
おい、小5の時のおれ、給食の時間にマリリンマンソンを流した俺。
聞いてるか?
僕には夢があります!
きっと日本中の今バリバリ活動バンドマンすべてが思ってるでしょう。
『最強のバンドをつくる!伝説のバンドををつくる!』
きっと全てのバンドマンがおもってることでしょう。
GreenDay,マキシマムザホルモン,チャットモンチー,そしてRaspberryMan。
おれが狂ったのやつらのせいさ。
日本一のバンドつくったります。
今まで僕に起きたすべてのできごとに、ありがとう。
おわり