カナダで開催されていた第35回モントリオール世界映画祭で、29日午前、伊豆ゆかりの文豪井上靖の自伝的小説をもとに県東部などで撮影した映画「わが母の記」(原田真人監督)が、最高賞のグランプリに次ぐ審査員特別グランプリに輝きました。
京都で朗報を受けた原田監督は
「すべての観客とその母親たちに捧げるつもりで撮った。家族の絆の物語を皆さまに共感していただき、光栄に思う」
と喜びを語っています。
主人公の小説家を演じた役所広司さんは
「日本の家族の姿を世界の人々に見ていただけて、受け入れてもらえたことがうれしい」
とコメント。
幼いころ実母に育てられなかった小説家が、老いて記憶を無くしていく母を温かなまなざしで見つめる姿を追い、家族3世代の絆を描いています。
今年2~3月に伊豆市湯ケ島や沼津市などで撮影されました。
来年公開予定です。
国内からは、ほかにも、さだまさしさんの小説を映画化した「アントキノイノチ」(瀬々敬久監督)が、革新的で質の高い作品に贈られるイノベーションアワードに選ばれています。
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