ヤーコプ・フォン・ユクスキュルの「環世界」という生物学の概念。
生物はそれぞれ違う世界で生きてるらしい。
いや同じ世界を生きてるでしょ、
と思うかもしれないが、そうではなく、マダニは生き物の温度と匂いだけに反応して生き血にありつくらしい。
待って待って待って、飢餓状態で18年も待った記録があるらしい。
ハエが見る世界と人間が見る世界も全く違う。
これを人間に当てはめてみると、同じく同じ世界を生きてない事になってくる。
同じ映画を観ても、ある人はファッションに興味を示し、ある人は食べ物かもしれない。
また、映画を勉強してる人はカメラアングルやライティングに興味を示すかもしれない。
みんなそれぞれの好きな世界を選んで見てるわけだ。
となると、そうだよね~と共感できる事と、それは私にはわかんない! がでてきてしまうのは当たり前なわけ。
ただずーっと分かり合えないかというと、そうではなくて、同じ世界を共有する事は可能だ。
それには、自分がその世界を勉強したり経験したりすると、相手と同じ世界を見る事ができるようになる。
全く同じ世界と言えないかもしれないが、わかるわかる~にはなりそうだ。
なので、自分が感じるようには人は感じてない場合もあったりするし、自分の思いだけが正解とは限らないと自覚もできる。
それぞれが自分の見たいようにしか世界を見ていない。
ある人にとっては、生きにくい嫌な世界かもしれないし、ある人にとっては挑戦できる可能性のある世界かもしれない。
その人の捉え方次第で見えてくる世界は変わってくる。
私たちの捉え方にかかってくるようだ。
