どうも、羅瞬徒・通称らっしー(河童)です。
ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと前から
アメブロをビジネスの入口にするのはリスクがデカイんじゃないか?
という疑問を持っていましたが、どうやら本格的にヤバイようです。
アメブロって、数あるブログサービスの中でも
人の交流が手軽でアクセスも稼ぎやすくて便利ですよねぇ。
僕自身も以前別のブログを通して
大阪の企業社長と縁を持たせていただいたりと
本当にありがたいサービスではあるのですが……
たまたまツイッターで発見したんですが、
アメブロの規約でこのような一文があるそうです。
http://mkimagefactory.com/archives/353.html
これをわかりやすく砕くとしたら、
「無料ブログで金稼ごうなんて思うなよ」ってことですよ(笑)
基本的に『商業用の広告、宣伝を目的としたブログの作成』が禁止されている。
『弊社が認めている範囲のもの、及び弊社タイアップ等は除く』
これを文字通り受け取れば、アメブロに認めてもらう必要がある。
「認める」のニュアンスが曖昧ですが。
これまでのアメブロの対応を見ていると、特に問題が起こらなければスルー。
巡回プログラムが特定のキーワードを拾ったページはチェックして
問題になりそうなら(このへんも曖昧)削除するというスタンスのようです。
僕は、基準としては「アメブロ」というサービスの方向性を守るために
やっているんじゃないかな?という推測をしてます。
当たり前の話なんですが、企業は自社の利益のために動きます。
ということはこの対応にも何らかの基準があるわけで。
それはアメブロのサービスの特徴を考えるに、
「一般消費者にとって有益かどうか」なのではないでしょうか。
ここでいう一般消費者というのは要するに
ミーハーで物事を深く考えない、刹那的大衆的な人々。
アメブロのサービスは全てライトな層にターゲットを絞っています。
芸能・エンタメ系にタイアップを特化させているのは、まさにその表れ。
怪しげなブログ(お金・性)が規制されまくってるのはTVの論理と同じ。
そう考えればこの対応にも一応の納得が得られます。
濃いユーザーに有益なセミナーやノウハウだったとしても、
ウブな一般ユーザーが万が一間違って見ちゃったら
「なんとなく」で本人にふさわしくない商品を買ってしまう恐れがある。
結果問題を起こすわけです。
だったらはじめから問題になりそうな部分を事前に取り締まってゆくのは
「基準が曖昧・中途半端」と叩かれてもアメブロにとっては「合理的」なのです。
そうやって一般大衆にとって住みやすい環境を作ろうとしてる。
そういう意図が見えないでしょうか?
あくまで憶測ですけどね。
しかしそうだとすると、アメブロにとって「怪しい」活動をするのは
とても危険ですよね。
かといってほかのブログサービスに乗り換えるのも面倒。
だからちょっと考えてみました。
アメブロが「みんなが楽しめるコミュニティ」を目指しているのなら
それに逆らわなければいいんじゃないでしょうか?
営利目的のブログ利用をアメブロが嫌うのであれば
営利を目的にしなければ問題ない。
つまり、アメブロを「集客の入口」として捉えるのではなく、
単純に「交流の場」として考えるんです。
営業を前面に押し出さなくても、アメブロは人との交流ができるメリットがあります。
それを最大限利用すればビジネスチャンスは向こうから飛び込んでくる。
ブログ上で営業しなくても、出会った個人がやりとりする分には
アメブロ側だって文句は言えないはず。
具体的にどうするかというと、
アメブロを個人メディアとして使うということです。
自分の仕事を売る手段として利用するのではなく、
「自分はこういう人間である」という主張の場として使う。
文句ばかりではなく、お互いにメリットのある使い方をしてあげるのが
利用させていただいている立場としての礼儀じゃないでしょうか。
そりゃいきなり削除とかされたらムカつきますけど(笑)
アメブロ側だってわざわざそんな面倒なことしたくないわけですよ。
営業したいなら、アメブロからHPやメルマガへ誘導してからやればいいんです。
わざわざ危険を冒してやる必要はないでしょう。
そうすれば運営側も面倒が減って嬉しいし
こちらとしても有益な場を気持ちよく使える。
「アメブロで稼ぐ」と「アメブロだけで稼ぐ」は違います。
メディアとは利用するもの。道具に振り回されてはいけない。
アメブロだけで売らなければいけない理由なんかどこにもないでしょう?
どうもビジネスのことわかってる風な多くの人達も
規約改訂に一喜一憂してたりして、クールじゃない。
かっこ悪いですよ。
「アメブロから撤退するべき」みたいなこと言う人もいるでしょうが
ネガティブな面ばかり見るんじゃなくて、メリットとデメリットを
正しくはかりにかけられるようになってほしいですね。