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5月31日~6月1日に1泊2日の小旅行に行ってきました(^∇^)
31日にホテルで1泊、1日に今回の目的地、猪苗代体験交流館へ!
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今回の旅行の目的は、この絵を観ること。

この絵は、吉井和哉さんの亡き親友ハイミーさんが描いたものです。
ハイミーさんとは、吉井さんが小学生の時(静岡時代)からの親友で、惜しくも20歳ならずしてお亡くなりになられた方です。
「ハイミーの形見として、この絵を頂きたい」と2002年に直接ハイミーさんのご両親に申し出て、譲り受けたものだそうです。

なぜ福島なのか、それはこの絵の横に設置されたエピソードボードに詳しく書かれていました。

吉井さんがまだ小学生の頃、トラック運送会社に勤めていたハイミーさんのお父さんは2人に「仕事を手伝いに福島まで連れてってやろうか」と福島までの長距離ドライブを提案しました。
もちろん二人は大はしゃぎ。
夜静岡を出発し、夜のドライブを楽しみました。しかし、ハイミーさんは12時過ぎに寝てしまい、吉井さんは楽しみにしていた深夜1時のAMラジオを聴いているうちにいつの間にか寝てしまいました。
目を覚ますと朝日が昇り、福島に到着していました。
福島では荷物を下ろす手伝いをし、また3人で帰宅した・・・というものです。

この出来事がよっぽど楽しかったのでしょうね・・・真夜中ってだけで子供は興奮しますしねw

それに、吉井さんはお父さんを5歳の時に亡くされてますから、ハイミーさんのお父さんが父親代わりのようだったんですね。

吉井さんは絵の上手いハイミーさんが隣にいたからなのか、中2まで将来は漫画家になろうと思っていたそうですwww

中3になると、吉井さんはエレキギターをかき鳴らすロック少年となり、高校へは進学せず、喫茶店・ロッテリアでバイトの日々。
一方ハイミーさんは小さいながらも弟と自分の共同部屋をアトリエにし、あの白い花の絵を描いていたそうです。
吉井さんはその後、URGHPOLICEに加入し18歳で上京。URGHPOLICE解散後は皆さんご存知、THE YELLOW MONKEYを結成するのですが・・・URGHPOLICE解散後、ハイミーさんが急逝されてしまいます。
突然のことであり、そのことを知ったのは亡くなられてから1週間後だったため、最期のお別れをすることもできませんでした。。。

亡くなった友人(=ハイミーさん)へ捧ぐ歌として「Hard Rain」という曲があります。
このように、吉井さんの創る歌には、時々ハイミーさんのについて書かれたであろう歌詞があります。その例に、

過去へ行けりゃそりゃいいね 死んだヤツにも逢えるだろう
でもね残酷なのは 今だけが横たわる

これは「ならず者アイムソーリー」という吉井さん作詞ヒーセさん作曲の歌ですが、ハイミーさんを連想させるような内容です。

吉井さんの曲を聴きながら、じっくり鑑賞させていただきました。
この絵には、ハイミーさんの全てが詰まっています。吉井さんとの思い出も。

さあ花のように さあ揺るぎなく
短いが美しい時を繋ごう
キレイな色してる
黙って揺れている
それは永遠に続く

「FLOWER」作詞:吉井和哉さん
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