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今日5月4日は、私の最も尊敬し、崇拝する、寺山修司先生の命日です。

そして、悲しくも、寺山先生の奥様・九條今日子様のお通夜の日となってしまいました。


私が先生を知ったのは、藤原竜也さんの『身毒丸』でした。
藤原竜也さんにハマり、『身毒丸』の舞台をDVDで観た時、演出にも驚きましたが、なにより脚本に感動しました。
そして、寺山先生を知りました。
ある日、『あしたのジョー』の主題歌の作詞が先生だということを知り、親しみを持ちました。
それから、寺山先生の作品を探しました。
とても興味深いものばかりで、本を読む時はいつもワクワクしていました。

昨年、初めて三沢の寺山修司記念館に行き、さらに好きになりました。この方で私は出来ているんだと思いました。

九條様(奥様)のことは、先生について調べるうちに知りました。
奥様の書かれた『回想・寺山修司』という本を読む時でした。奥様のプロフィールを読むと、私の通う高校出身ということがわかりました。繋がりができてとても嬉しかったです。

奥様にお逢いするチャンスはありました。
本来ならば、今日のお墓参りに参加し、九條様とお話ししたいなと思ってました。その機会を、大変楽しみにしていました。
しかし、それは叶いませんでした。


先生は『われに五月を』という詩集の題名に入れるくらい、五月が好きな方でした。
いくつかの詩や短歌にも、五月や、五月の光や若葉やそよ風がイメージされるような、爽やかなものもあります。

私はお二人に、私の五月を差し上げます。
だって五月はお二人に縁のある月ですから。

これからはGWに、三沢や高尾に足を運びたいです。お二人のことを、想いたいです。

ありがとう先生、ありがとう奥様。
作品を残してくれてありがとう。


安らかにお眠りください。
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