なやんでいます・・・

 

寒くなり、本来であれば、落ち葉を集め、堆肥を積み込み・・・

就農したばかりの頃・・・っと言っても1年半前汗堆肥の資材を集めることが

 

とても大変だと思いました。今となっては、放射性物質の影響を考えなくて

すんでいたあのときがどんなに幸せだったんだろうって思います。

 

3/11東日本大震災が起こり、原発事故が起こり・・・多くの方々がなくなり、

私自身も知り合いと連絡が取れなかったりととても心配な日々がありました。

 

日用品は手に入らなくなり、ガソリンまでもが・・・

 

 あのとき、自分は何のために有機栽培をやってきたのか、これからもやっていくのか何もかも

がわからなくなっていました。けれど、悩むことすら許される状況になく、大切に

 

してきた農地をなくしてしまった方々もいる中で、今目の前にある農地を耕作し続けていく

義務があることを感じました。どんなに悩んでも・・・


 

それまでは購入するのではなく、極力身の回りで手に入る資材での堆肥の製造を考えていました。

けれど、今は非常事態です。剪定枝、落ち葉は特に、神奈川県産のワラ、米ぬかは

 

県の測定では検出限界以下ということでしたが、自分の使うワラ、米ぬか、他資材・・・

常に気にしなくてはなりません。

 

緑肥の種や、検出済みの堆肥を購入することで、現段階では対応していますが、

もともとやりたい農業ではありません。その重みみたいなものをとても感じています。

 

予期していなかった事態が起きた結果がこれです。これからどうしたらいいのか誰も

わかりません。けれど続けていかなくてはなりません。