本当は表に出さない方がいい事なんだろうけど。
『蔵元』『酒販店』『消費者』って3つの柱があって。
それが、【太刀山】って商品を支えてる訳ですよね。
私との理想としては、この柱の、誰が一番偉いとか、そういうんじゃなくて、
三者が同列である関係が望ましいと思うんです。
例えば、蔵元が、
『うちの酒を卸してやる』
って上から目線で酒販店にお酒を出すのはおかしいし、
逆に、
『うちの酒を何とか取り扱ってください』
って媚びを売るのも何か変

酒販店もね、
まぁ、私はどうしても蔵元目線になっちゃうけど、
『お前んちの酒を売ってやる』
とか上から出るのはどうかと思うし、
『そちらの蔵のお酒を入荷させていただけないでしょうか』
って言ってくださるのは、造り手に対する敬意であって、蔵元が偉いって訳じゃない。
【太刀山】って商品があってね、
この商品が、蔵元はとにかく大好きなわけです

手塩にかけて育てた自分の娘みたいなもんだからね。
だから、嫁に出すなら、娘を大切にして、愛してくれる人に輿入れしたいよね。
だから、嫁入り先を仲介してくれる酒販店さんにも、娘を大事にして欲しいわけ。
信頼できる人にしか託したくないもん。
酒販店さんも、商品に思い入れがあればこそ、
消費者の方にお薦めできるわけで、
好きじゃないものって、人には薦められないでしょ?
商品に愛がないと、お客様に出せない。
お客様もね、何かしらご縁があって、商品を飲んだり、購入していただく訳で。
それで『太刀山が好き!太刀山旨い!』って
リピートしてくださる事で蔵元が元気になれる。
で、この三者にある、
太刀山が『好き』
って純粋な気持ちには優劣はないでしょ?
誰が偉いとか、そういう順列は無くて、
【太刀山】という商品を介して、三者とも同列だと私は思うわけです。
いろんな想いが交差するだろうけど、
その根底には【愛】がある。同じカテゴリー。
この三者の愛がうまいこと循環して、
手を取り合ってクルクル回って一緒にゆっくり上昇してゆく事が、
私の理想なんですよね。
…まぁ、私は直接経営に携わってないし、
なんちゃって営業してるだけだから、
『商売』って事を考えると、
これが綺麗事にしか過ぎないのは分かるんだけど

だから、あくまで、理想論。
…で、何でこんな事を書いたかと言うと、
自分の立ち位置がよく分からないままお酒の世界に首を突っ込む形になり、
どうしたもんかと思ってた矢先、
少し前に、うっかり、
中部地区で有名な、でっかい卸問屋さんの営業さんとお話をする事になり、
『うちは売るスキルはある。もしそういう(取り引きする)事になったら、とにかくいろんな所に売ってあげるよ。』
的な事を言われ、
『あー…何か違うなー(´・ω・`)』
って思ったんです。。
無理矢理売り込みたい訳じゃないし。
そんなにいっぱい酒無いし。(←ここ重要。)
んで、それとは別に、
先日、とある日本酒の会で知り合った
O さんって酒販店さんとお話させていただいた時に、
私のこの考え方に賛同してくださり、
『だから自分は、誰とでも同じように接するし、このスタイルはずっと変わらない。』
って話してくださったんです。。
(こんな私みたいなのとも対等に。)
でもって、何より、『人との縁』ってものを大切にお商売をされる方だから、
『…好き~(*´ω`*)』
って思った(笑)
んで、更に後日、かねてからブログで親交のあった廣岡商店のYasuzoさんとお会いして、
『この人は絶対にうちの酒を大切に取り扱ってくれる!』
と確信。
だって、【太刀山激ラブ❤】なんだもん(笑)
『廣岡商店と吉江酒造を繋げたい!』
って心底思った。
うちは、規模も小さいし、大量生産できる蔵じゃない。
だから、どうしてもお取り引きのできる所、
飲んでいただける場が限られてくる。
だから、今私にできるお手伝いは、
【太刀山】という酒がはまる『枠』を持ってる人を見付けて、
【太刀山】という『ピース』をパチリと、うま~くはめ込む事なんだろうな、と思う。
あくまで、蔵元に負担をかけないように、少しずつ、ゆっくりと、ですが…。
…などとつらつら思った秋の夜長。