小松範之です。


 

「家族の発言がネガティブすぎて、自分まで気疲れする」という悩み、ありますよね。例えば、「僕はもうダメだ」と息子が言ったり、「私はもう消えたい」と母がつぶやいたり。

赤の他人なら、無視することもできますが、家族だとそうはいきません。「どうしたの?」と親身に話を聞くことになります。

それで本人が「スッキリした」と笑顔になってくれればいいのですが、ネガティブな状態が長引く場合があります。1ヶ月や2ヶ月ではなく、1年以上も、自暴自棄な言葉を言い続けるケースもあります。こうなると、話を聞く家族まで、気分が滅入ってきます。

早く本人には立ち直ってもらいたい、というのが家族の本音です。そして、昔のように、一緒に食卓を囲んだり、旅行の計画を立てたりしたいですよね。

だからといって、「ネガティブな言葉を言わないで」と言うのは良くありません。なぜなら、本人が使うネガティブな言葉は、SOSだからです。本人からすれば「私を助けて」というサインなのです。サインを家族に送ることすらできなくなったら、本人はますます追い詰められてしまいます。

また、本人に具体的なアドバイスをするのも良くありません。なぜなら、本人が求めているのは、アドバイスではなく共感だからです。

「もうダメだ」と言っている本人にとっては、「だったら○○すれば?」と家族に言われると、切り捨てられたように感じます。

では、どうすれば、ネガティブな言葉を言い続ける家族を救えるのでしょうか?それは、次の2ステップを行うことです。

1.諦める

2.自分の役割を決める

この2つを実行することで、家族はスッキリした気持ちで明日を迎えることができます。なぜなら、上記の2つは、自分の心の中だけでコントロールできるからです。自分がコントロールできれば、人は満足できます。

例えば、TVは観たい時に観たい内容を放送してくれません。私も小学生の時、野球中継が延長して、ドラゴンボールが、放送されなかった!と残念な思いをした経験があります。

しかし、YouTubeなら、自分で観たい動画を好きな時に観れます。その点、TVよりコントロールが効くわけです。だから、若者はTVよりYouTubeを観ます。

 

同じように、家族がいくらネガティブな言葉を言っても、自分の心の中だけで対処できれば、スッキリします。

そして、家族がネガティブからポジティブに変わるための手伝いをすることができます。

今回の記事では、ネガティブな家族への不満をスッキリ解消するための2ステップをご紹介します。家族のネガティブな言葉に疲れてしまった人が、食卓で家族旅行の話を楽しめるようになります。

 

〈目次〉

1.ネガティブな言葉は感染する

2.励ましてもポジティブにならない

3.無視してもネガティブは止まらない

4.ネガティブな言葉を1日3回に抑えるには

5.実践すれば5分でできること

 
 

 

 

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