小松範之です。
「理不尽な理由でクレームを受けて、腹が立つ!」
と、ストレスを抱える人は、とても多いです。
内閣府の「国民生活に関する世論調査」によると、生活に満足している人の割合は、1990年代半ば以降低下しています。特に大きな低下を示している項目は、雇用の安定、収入の増加、についてです。
つまり、「給料が上がらない、いつクビになるか分からない。でも生活のために仕事はやめられない。」と不満を持つ人が、増え続けているということです。
そんな中、その不満のはけ口を探している人が増えるのは当然のことです。あおり運転の増加なども、その一例でしょう。
理不尽な仕打ちに対し、耐えるのが大人だ、と言われています。しかし、耐えるだけでは、理不尽な行為は、ますますエスカレートしていきます。
かと言って、感情に任せて相手に怒りをぶつけると、どうなるでしょう。ますます事態が悪化します。例えば、あおり運転を受けたからと言って、後続車のドライバーと殴り合いをしては、自分も傷害罪となります。
私も、公務員時代は、理不尽なクレームをたくさん受けてきました。滞納税の徴収など、歓迎されない業務をしていたからです。説得中の相手から、「お前の息子を殺す」と言われたこともあります。
その時は、怒りで頭が真っ白になりながら「そうですか」と答えるのがやっとでした。上司に相談すると、「それも給料のうちだから我慢しろ」と言われました。
しかし、公務員を辞め、安定生活を手放した現在、自由に怒ることができるようになりました。そして気づいたことは、相手に怒りをぶつけていい、ということです。
一方的に傷つけられたまま、怒りを飲み込むのは、間違っています。あなたは、理不尽な仕打ちをしてくる相手に、ダメージを負わせていいのです。そのための方法があります。
私は、その方法を実践するようになってから、怒りによるストレスがなくなりました。一番大きな変化は、睡眠です。就寝前に、怒りの場面を思い出して寝付けなくなる、ということもなくなりました。
また、私を傷つけた相手に公の場で謝罪させる、ということもできるようになりました。これは、本当にスッキリします。
この記事では、理不尽なクレームに対する怒りの対処法をご紹介します。一方的に我慢するのではなく、怒りのエネルギーを相手にぶつけましょう。そうすれば、誰を恐れることもなく、明日から自信をもって毎日を過ごせます。
< 目 次 >
1.怒りとは何か?
2.怒りを抑えるのは間違い
3.こうして怒ると相手は謝罪した
4.効果絶大な怒り方の3ステップ
5.スマホ1台でできる怒りの対処法
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