不登校専門コーチ

小松 範之です。


このたび、

アメリカ人の親御さんと

お話する機会がありました。


この男性は、日本に在住で

日本の中学校に

出入りしています。


アメリカ人から見た

日本の中学校、

感想はこうです。


「なぜ、日本の中学校は、

こんなに軍隊式なんだ?!」



この方は、

青年期をアメリカで過ごして

います。


だから、

アメリカの学校も、軍隊も

経験しています。


志願しなくてもアメリカには、

徴兵制がありますからね。


そんな彼が言うのです。


「日本の学校で行われている

集団行動は


軍隊の集団行動と同じだ」


彼いわく。


軍隊では、

新兵を上官が徹底的に

怒鳴りつけます。


個性を否定し、

命令に従う兵士に

仕上げるためです。


「それと同じ事例を

中学校で、たくさん見た」


と彼は言ってました。


そこまで聞くと、


不登校率が中学校で最も多くなる

理由がわかりますね。


日本財団の調査によると

中学生の10人に1人が


「学校に行きたくない」

と答えています。


その理由の一つが、

軍隊式だから、

なのではないでしょうか。



現代っ子は核家族で、

親に怒鳴られたことも 

兄弟に小突かれたことも

ありません。


そんな子が、中学校でいきなり

軍隊式の教育をされたら、


行きたくなくなるのは

当たり前ですよね。


しかし、

保護者としては、

そう思えない方が案外多いです。


・学校に行けなくて恥ずかしい

・学校を休んでいることを

周りの人に知られたくない


という意見の方も、

いまだ根強くいます。


これは、

・徴兵逃れをして恥ずかしい

・徴兵逃れをしていることを

周りの人に知られたくない


と同じ心理です。


でも、ちょっと待ってください。


アメリカでは徴兵制が

国民の義務ですが


日本の中学校は、

子どもにとって権利ですよ!


権利は、

行使するかしないかを

自分で決めていいんです。


学校に行かないというのは

ただの選択であって


恥ずかしがる必要は

一切ありません。


ここが、国民の義務である

アメリカの徴兵制とは、

大きく違います。


だから、子どもが2学期から


学校に行きたくない


と言っても

受け入れてあげて下さい。


だって中学校は、

軍隊式なんですもの。


ということです。


それは、

子どものせいではありません。


今日のまとめ


日本の中学校は、

アメリカ人からみても軍隊式!






第10 不登校茶話会


不登校のお母さんたちが集まって、

不安なこと・心配なことを

自由に語りましょう。


日時:927(金)13:30-15:30


場所:徳山駅前図書館3

(市民活動支援センター)

徳山駅から徒歩1分


後援:周南市教育委員会


参加費:無料


定員:先着15名様


お申し込みは、

下のLINE公式にて。