不登校専門コーチ
小松 範之です。
私の周りの子どもたちから、
こんな声が
上がってきてきます。
「あー、2学期が始まる。
学校行きたくない…」
フリースクールのように
逃げ場がある子どもは、
まだいいです。
しかし、
学校に行く以外の選択肢を
周りの大人が認めない子は
どうでしょう?
学校には行きます。
しかし、
そこでいじめが発生します。
なぜなら、自己肯定感が
下がっているからです。
コーチングでいうと、
エフィカシーが下がっている
のです。
エフィカシーとは、
ゴールの達成能力に対する
自己評価のこと。
「私は、○○ができる!」
と、思っている度合い
です。
やりたくないことをすると、
エフィカシーが
下がってしまうんです。
だって、
嫌なことを拒否できない
わけですから。
いじめは、
エフィカシーが下がった状態から
生まれるんです。
他人のエフィカシーを
引きずり下ろす行為、
それがいじめだからです。
その一例として、
うちの息子が
プチいじめに遭ったお話を
昨日しました。
では、いじめを避けるには、
どうしたらいいか?
エフィカシーの高い
仲間を作ること
です。
エフィカシーの低い人は、
自分に反撃できない人を
多数で攻撃します。
ほら、よく一人をみんなが
いじめるじゃないですか。
だから、対策として
いじめられる側も
仲間を作るんです。
それも、
エフィカシーの高い仲間を
です。
その例として、
カナダで毎年2月に開催される
ピンクシャツデー
があります。
ピンクシャツデーには、
こんな逸話があります。
ピンクのシャツを
学校に着ていった男の子が
ホモセクシュアルだといじめを受けました。
それを聞いた上級生男子二人組が、
町中を走り回り、
ピンクシャツ50着を買いました。
そして、
友達に呼びかけました。
学校にピンクのシャツを着て行こう!
この話がメディアで取り上げられ、
いじめを許さない取り組みとして
政治家や有名人がピンクのシャツを
着るようになりました。
このことを記念して、
毎年2月が
ピンクシャツデーとされたのです。
エフィカシーの高い
男子上級生二人が、
この日を作ったと言えます。
下の動画では、
詳しくお話しています。
ご参考に。
明日は、
エフィカシーを高め方について
お話します。
お楽しみに!
今日のまとめ
エフィカシーの高い仲間を
作れば、いじめがなくなる