不登校専門コーチ
小松範之です。
第9回 不登校茶話会の
チラシができました。
それを、私は
近隣の公民館に配っています。
公民館に一軒ずつ出向いて
「このチラシを
置いていただけないでしょうか?」
とお願いに回るのです。
はい、もちろん、
効率は悪いです。
しかし、さすがに、
行ったことが無駄にはなりません。
せっかく足を運んだのに
「そんなチラシ置けません」
と公民館から拒否されることは
ないのです。
その理由は、
不登校が社会問題だから協力したくて…
ではなく、
市の後援をいただいているからです。
単純に仕組みの話です。
その証拠に、
周南市の後援で開催している
茶話会のチラシを
他市の図書館や公民館に持参しても
断られます。
行政の仕組み上、
他市の後援は管轄外だから、
です。
つまり、
中学生の10人に1人が不登校
という状況になった今でも
仕組み上、適合しない支援策は
排除されるのです。
それほどまでに、
仕組みというものは、
一度動き出したら
勝手に動き出すものなんですね。
しかし、中には
仕組みではなく人間として考え、
私に関心を寄せてくれる方もいます。
例えば、公民館でもそうです。
「毎月、茶話会を
開催していらっしゃるんですね。
こんな台風の中、チラシ配り
ご苦労様です。」
と言ってくれた職員。
あるいは、
「私の友達にも、
お子さんが不登校で
困っている人がいるので
伝えておきます。」
とカウンターの内側から
わざわざ出てきてくれた職員。
職責を全うしつつ、
人間として健全な興味を寄せてくれて
本当にありがとうございます。
こうした職員の皆さんに
共通する点は、
なんだと思いますか?
それは…
女性である、ということです。
子育ての経験をもち、
不登校のお母さん方の気持ちが分かるから
興味を持ってくれるわけです。
こういう方と出会うと、
まだまだ日本も捨てたものじゃない
と思ったりします。
不登校に悩むお母さんが、
公民館に相談に行くことは
あまりないかもしれません。
しかし、
もしその時には、
理解ある女性職員さんが
対応してくれたらいいなあ
と願うばかりです。
もちろん、
行政サービスですから
人によって対応が変わるのは
本当は、よくないです。
誰がどこの公民館に行っても、
心ある対応が受けられる。
そんな風に
仕組みが変わっていくことが
大事です。
そのために必要なことは、
また別の機会にお話ししようと思います。
第9回 不登校茶話会
日時:8/29(木)13:30-15:30
場所:徳山駅前図書館3階
(市民活動支援センター)
後援:周南市教育委員会
参加費:無料
定員:先着15名様
お申し込みは、
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