不登校専門コーチ

小松範之です。




このたび、ある会合で

全日制高校の先生と

お話しする機会がありました。


生徒指導を担当していらっしゃる

先生です。


私は、

高校の先生とお話ししてみたい

と思っている矢先だったので


出会ってから2時間

みっちり話し込みました。


私と先生がどんな話をしたかというと

「全日制高校は、

どんなことに困っているか?」

ということです。


その答えは、

「生徒とのコミュニケーションが難しい」

ということです。


どういうことかというと

生徒を厳しく叱ったり

突っぱねるような指導が

通用しなくなった、

というのです。


例えば、

授業中にヤル気がない生徒に

「やる気を出せ!」

と言っても、全く聞く耳を持たない。


それだけではなく同僚の先生方から

「やり方が古い」と批判されるそうです。


「私が教師になりたての頃は

先生は敬うもの、

とみんな思ってました。


しかし、今はそういう時代では

ありません。」

とのこと。


叱るのがダメだから、どうするか?

というと、


粘り強く諭す


といいます。



それだけでは時間もかかるし、

効果が不安定だし、

限界があります。


要するに、

全日制高校の困っていることは、

尊敬されることが前提条件の

コミュニケーション法に代わる

新しいモデルがない、

ということです。


時代に合わせて、

子どもも変化しています。


だから当然、

学校でのコミュニケーション方法も

変えなければならないのですね。


どう変えるかというと、

子供を主役にしたコミュニケーションに

立ち返るのです。


「勉強を教えてあげるからこっち来い」

ではなく

「勉強をしたいって?

それならお手伝いできるよ」

です。


それを可能にするのがコーチングです。

なぜなら、コーチングは

本人の自己実現欲求を引き出すからです。


とはいえ、

不登校のお子さんには

コーチングを受け入れるようになるための

戦略も必要です。


コーチングしようとしても

子どもが引きこもっていては

話すことさえできませんから。


コーチングと戦略。


この2点に着目して、実践と研究を

何年も重ねている先生なら、

生徒のヤル気を引き出すことができます。








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